飲み込むと腹痛などの恐れがある「ウォータービーズ」の販売を停止へ

アメリカのアマゾンやターゲット、ウォルマートは2023年12月12日、水で膨らむビーズのおもちゃである「ウォータービーズ」の販売を自主的に停止ていし（自分でやめること）すると発表しました。

ウォータービーズは、水に入れると最大で100倍以上に膨ふくらむ高吸水性こうきゅうしゅうせいポリマー（ことば参照）のおもちゃで、まちがえて飲み込むと体の中で膨らんでしまい、おなかが痛くなったり、はいたり、「腸閉塞ちょうへいそく（腸がつまってしまうこと）」の原因となり、場合によって死んでしまう恐れもあるとのことです。

アマゾンなどはこのような事故を防ぐため、子供向けのウォータービーズの販売を停止しました。CPSCという団体によると、家庭にもしある場合は小さな子供の手が届かない場所に片付けるようにと呼びかけています。