パレスチナの「ガザ地区」で戦争を行っている、イスラエルとハマスは2023年11月27日、現在28日までの期限で休止(休むこと)している戦闘を2日間伸ばして30日午後2時(日本時間)までとしました。
イスラエルとハマスの間に立って話し合いをしているカタール政府によれば、ハマスは今後2日間で人質を20人以上解放(イスラエル側にお返しすること)することとし、イスラエル側もパレスチナ人の収監者(捕まえている人)を60人以上を釈放(パレスチナ側に返すこと)する見込みだとのこと。
アメリカなどの各国は、この間にガザ地区の住人達に対して支援物資(食べ物や生活に必要なもの)を届けるほか、戦闘休止のさらなる延長(伸ばすこと)や休戦(戦争をひとまずやめること)をめざし、交渉(話し合い)を続けていくとしています。
その後のニュース
2023年12月6日
- 2023年12月20日 イスラエル軍、ガザ地区南部に空爆で死者が2万人に迫る
- 2023年12月6日 イスラエル軍がガザ南部の一番大きな都市を包囲(取り囲むこと)
イスラエル政府が人質解放の交渉を再開(2024年1月11日)
イスラエル政府はエジプトやカタールと一緒に、ガザ地区でハマスに捕まっている人質を解放する交渉を再開しました。まだ、130人以上の方々が人質になっているとのことですが、難しい交渉になりそうです。