2025年11月5日、政府といくつかの政党が、「ガソリンにかかっている特別な税金」をことしの12月31日でなくすことに決めました。
ガソリンがすこし安くなるかも
今まで、ガソリン1リットルに 25円 ほど上のせされていた「暫定税率」という税金があります。この税金をやめると、ガソリンの値段が下がることになります。
ガソリンだけでなく、「軽油」というトラックなどで使う油の税金も、来年2026年の4月1日に同じようにやめることが決まりました。
どうやって値段を下げるの?
12月31日に税金をやめるまでの間、政府が補助金を出して、ガソリンや軽油のねだんをすこしずつ下げていきます。
- ガソリン:12月11日までに税金と同じ分の補助金が出る
- 軽油:11月27日までに同じように補助金が出る
そのあと、税金がなくなると同時に、補助金もおわります。
お金はどうするの?
この税金をなくすことで、国の1年間の収入が1.5兆円へるといわれています。だから、今後どうやってその分のお金を集めるか、これから話しあって決めていくことになります。
今のところ、会社の税金の特別ルールや、お金持ちの人の負担を見直すことなどが考えられています。
まとめ
ガソリンや軽油の値段が少し安くなるかもしれないという、うれしいニュースです。でも、そのぶんの国のお金をどうするかは、まだこれからの課題です。
