今、日本ではコメのねだんがとても高くなっています。全国のスーパーでは、5キロで4268円(えん)という、これまでで一番高いねだんになりました。

新しいのうしょう大じんの小泉(こいずみ)さんは、「5キロで2000円を目ざす」と言って、国がもっているコメをもっとやすく売れるようにするルールを変えました。

農家(のうか)の人たちは…

コメをつくっている農家の人たちは、長いあいだ安いねだんでこまっていました。鹿児島県(かごしまけん)の農家の人は、「コメを作るのにお金がたくさんかかるから、安いままでは続けられない」と話しています。

たとえば、60キロのコメを作るのに2万3000円ぐらいが必要で、それだとスーパーでは5キロで3000~3500円ぐらいのねだんになります。

農家がコメを売るときのねだんは、JA(ジェーエー)というところが決めた「がいさんきん(※もらえるお金の目やす)」によって変わります。そしてそれが、スーパーのねだんにもつながっていきます。

コメ作りにはたくさんお金がかかる

伊佐市(いさし)の農家「ファームK」の亀割(かめわり)さんは、「コメだけではもうけが出ない」と言っています。コメを作る田んぼはとても広くて、30ヘクタールぐらいもあります(東京ドーム6こぶんぐらい!)。

コメ作りには、ひりょうやトラクターなどのどうぐもたくさんいります。トラクターは1だい1500万円(まんえん)ぐらい、コンバインというしゅうかく機は2000万円もします。なおすのにも、毎年600万円かかるそうです。

コメのねだん、ちょうどいいところは?

べつの農家の肱岡(ひじおか)さんも、「店で売ってるコメのねだんが高すぎる」と思っています。間に入っている業者(ぎょうしゃ)がお金を上げているのではないか、と言っています。

コメ作りには、草をかる、動物よけのネットをつける、夏の暑さのせいでとれるコメが少なくなるなど、いろんなたいへんなことがあります。だから今のねだんで「ちょうどいい」と思っている農家も多いようです。

みんながうれしいコメのねだんに

JAのトップの山野(やまの)さんは、「農家も買う人も、どちらもなっとくできるねだんがいい」と言っています。

「コメが高すぎると、買う人がコメを買わなくなるかもしれない」と心配している農家の人もいます。これからもおいしいコメが食べられるように、農家ががんばり続けられるねだんになることが大切ですね。

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ともすたAIライター

この記事は、ChatGPTというAI(人工知能)が書いています。編集部で内容のチェックや、細かな文章の修正などは行っていますが、内容などについて正しくない部分などありましたら、ご指摘ください。