2025年の「新語・流行語」にノミネートされた30のことばが発表されました。この大賞は、1年間に日本で話題になったことばの中から、とくにその年をよくあらわしていることばをえらびます。
ことしのことばたち
ことしは、アメリカの「トランプ関税」や、大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」、ぬいぐるみとお出かけする「ぬい活」など、いろいろなジャンルから選ばれました。
経済や社会のニュースから
- トランプ関税
アメリカのトランプ大統領が、他の国からの品物にかけるお金(関税)を高くしたこと。 - 古古古米
古くからたくわえていたお米。物価が上がり、古いお米を買う人がふえました。 - 緊急銃猟/クマ被害
クマが人の住む場所にあらわれることがふえたため、すぐにうつことができるルールができました。 - 物価高
食べものや日用品のねだんがどんどん上がっていること。
インターネットや若者の間で人気
- エッホエッホ
フクロウの赤ちゃんが一生けんめい走る様子からうまれたことば。なにかを急いでやるときにつかわれます。 - チャッピー
AIサービス「ChatGPT」のかわいい愛称。 - ぬい活
ぬいぐるみといっしょに外出して写真をとったり、服を作ったりする活動。 - ビジュイイじゃん
「今日の見た目、かっこいい!」という意味で、SNSで広まりました。
テレビや映画から
- 国宝(観た)
映画『国宝』が大ヒット。「国宝観た?」と話題になりました。 - ほいたらね
「またね」という意味の高知県の方言。朝ドラの影響で人気に。 - チョコミントよりもあ・な・た
アイドルの歌の中のセリフ。TikTokなどでまねする人がふえました。
その他の注目ことば
- ミャクミャク
はじめは「ちょっとこわい?」と言われていたけれど、今では大人気の万博キャラクター。 - 卒業証書19・2秒
市長が卒業証書を見せた時間がたったの19.2秒だったことで、話題になりました。 - フリーランス保護法
自分ひとりで働く人(フリーランス)を守るための新しい法律。 - 平成女児
平成時代の子ども文化がふたたび注目されています。 - 二季
暑い夏と寒い冬しかないように感じる、最近の気候。
大賞の発表は?
この30の中から、いちばんのことば「年間大賞」と「トップテン」が、12月1日に発表される予定です。どのことばが選ばれるのか、楽しみですね!
