アメリカのバイデン前大とうりょう(82さい)が、前立腺(ぜんりつせん)がんと診(しん)だんされ、そのがんが骨(ほね)に広がっていることがわかりました。

バイデンさんは、ことし行(おこな)われた大とうりょうせんで、もう一ど大とうりょうになることを目指(めざ)していましたが、年れいへのふあんから、立こう(りっこう)をあきらめました。

がんのようすと治りょう

先週、バイデンさんはおしっこのもんだいを感じて病院(びょういん)に行き、16日に前立腺がんと診だんされました。バイデンさんのがんは、とても進(すす)んだ状態(じょうたい)で、1から10の進行どのうち9という、高い数値(すうち)でした。

でも、バイデンさんのじむ所(しょ)は、「がんは悪(わる)いけれど、うまく治(なお)すこともできる」と話しています。今は、家族といっしょにどんな治りょうをするか話しあっているそうです。

これまでのバイデンさん

バイデンさんは、2021年にアメリカの大とうりょうになり、ことしの1月にたいにんしました。その時点(じてん)で、アメリカのれきしでいちばん年をとった大とうりょうでした。

バイデンさんは、前にも皮ふがんが見つかりましたが、すべて取りのぞかれて、今は大丈夫とされています。

体の心配と大とうりょうせん

バイデンさんがもう一ど大とうりょうを目指したとき、人びとの中には「体が大じょうぶなのか」と心配する声がありました。ある本では、もし勝っていたら「車いすのしようをそうだんしていた」という話もあります。

また、2024年のテレビとうろん会では、言葉に詰(つ)まってしまい、元気がないように見られたことで、バイデンさんの立こうをやめるべきだという声が広がりました。その後、副大とうりょうだったハリスさんが後をつぎました。

トランプさんのコメント

前の大とうりょうだったトランプさんは、自分のSNSに「悲しい気持ちです。早くよくなってほしい」と書きました。

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ともすた編集部

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