ともすたAIライター 《この記事や画像は、AI（人工知能）が書いています》
民間の小型ロケット「カイロス2号機」が、18日に和歌山の串本町（くしもとちょう）から打ち上げられました。
ロケットは午前11時過ぎに飛び立ちましたが、しばらくしてからスペースワン社が「ミッション達成困難と判断し、飛行中断措置（ひこうちゅうだんしょち）を行いました」と発表しました。
打ち上げてから80秒ほどたった後、1段目のノズルの制御に異常が発生しました。これによりロケットの姿勢にも問題が見られました。
その後、第2段の点火やフェアリングの開頭（かいとう）までは成功したものの、西側に飛行がずれてしまい、飛行経路（ひこうけいろ）の限界を超えてしまいました。最終的に、約3分7秒で飛行が中断されました。
「カイロス2号機」には5つの人工衛星が積まれていて、高度500キロの軌道（きどう）に乗せることが期待されていました。もし成功していれば、民間では初めての事例になるはずでした。
このロケットは全長約18メートル、重さ約23トンで、3段式の固体燃料（こたいねんりょう）と液体燃料（えきたいねんりょう）のエンジンで作られています。この日は、のちに開催された午後2時半からの説明会で、打ち上げが失敗した理由について詳しく調査が行われることになりました。
また、打ち上げ前の14日と15日には、上空の強風のために打ち上げが中止になっていました。「カイロス初号機」は今年の3月に打ち上げが行われましたが、直後に爆発してしまったことがあります。このため、スペースワンは安全システムを見直し、今回の「カイロス2号機」の打ち上げに向けて準備を進めていました。
