2023年11月29日、アメリカ軍の輸送機(にもつなどを運ぶための飛行機)『オスプレイ』が、鹿児島県屋久島沖に墜落(落ちること)しました。8人の隊員が乗っていましたが、これまでに1人の死亡が確認され、残る7人の捜索(探すこと)が続いています。
オスプレイの飛行停止を要請(お願いすること)
オスプレイという飛行機は、他の飛行機やヘリコプターと比べると特別な形をしていて、ヘリコプターのようにプロペラを使って真上に飛び上がることができます。
さらにそこから変形をして、飛行機のようにすばやく飛ぶことができるというヘリコプターと飛行機の良いところを取れる航空機として開発(作ること)されました。
しかし、その特別な形なために安全性などを不安に思う人が多く、日本のアメリカ軍基地にオスプレイが来るようになってから、たびたび反対の声が上がっていました。
そして今回、墜落事故を起こして亡くなった方もいることから、特にアメリカ軍基地がある神奈川県などはオスプレイの飛行をしないように要請(お願いすること)、日本の政府もアメリカ軍にその旨を要請しました。
その後のニュース
- オスプレイの墜落を受け、アメリカ軍はすべてのオスプレイの飛行を停止することを発表しました(2023年12月7日)