ルービックキューブは、色のちがうキューブ(立方体)がくみ合わさったサイコロ形のパズルだよ。
キューブには面が6つあって、それぞれの面に赤、青、きいろ、オレンジ、みどり、白などの色がついているんだ。
キューブを回して、すべての面を同じ色にそろえてあそぶよ!
ルービックキューブってどうやってうまれたの?
ハンガリーの建築学者であるエルノー・ルービックさんという人が、1974年(今から50年以上も前)にかんがえたよ。
きっかけは、学生に「立体の形を考える」学問をおしえるため。
ドナウ川の水のながれをみて思いついたんだ。
さいしょは、3×3×3のキューブ(立方体)に色をぬってパズルをうごかしてみたんだ。
でも、とちゅうで元にもどせなくなって、もどすまでに1カ月もかかったんだよ。
だけど、この経験がおもちゃとして売ってみようというアイデアにつながったんだね。
ルービックキューブの種類ってどのくらいあるの?
ルービックキューブは、初心者から上級者までいろいろなレベルのプレイヤーがたのしめるように、たくさんの種類があるんだ。
単に、面の色をそろえてあそぶだけじゃなく、いろいろなあそび方があるんだよ。
たとえば、決まった模様をつくってあそぶ「パターンキューブ」やキャラクターとコラボしたデザインもある。
さいきんでは、ピンセットをつかわないと回せないくらいの「世界最小のルービックキューブ」もある。
はんたいに、33×33×33もある「世界最大のルービックキューブ」もつくられているんだ。
これは、つうじょうのルービックキューブの約22倍大きい。
どちらのルービックキューブもギネス世界記録に認定されているよ。
参考:「世界最小のルービックキューブ誕生!」
ルービックキューブには大会があるよ!
世界大会(2年に1度かいさい)と日本大会があって、
- 性別
- 年齢
- 国籍
これらにかんけいなく、だれでも参加ができるんだ。
ルービックキューブが好きな人たちがあつまって、うでを競い合うんだね。
たとえば、競技のなかには…
- 目かくししながら、タイムを競うもの
- かた手で完成させて、タイムを競うもの
- 両手でスピードを競うもの
これ以外にも、さまざまな形で競い合うんだよ。
まとめ
ルービックキューブは、こどもからおとなまで世界中の人に人気のあるパズルだよ。
速さを競ったり、デザインをたのしんだり、あそび方が無限にあるからこそ、今でもたくさんの人に愛され続けているんだね。