理科の実験で気をつけることは?

実験をする前に

実験をする前に、必ず意識するべきことがあります。

それは、「日常生活との結びつきを考える」ことです。

なんとなく実験の授業を受けている人も多くいます。

でも、それだとあまり面白くないし知識が深まらなかったりするものです。

そこで、実験の前には「日常生活」と結びつけることを考えると実験が楽しくなってきます。

たとえば「ものの温まり方」の授業では、水がどのように温まっていくのかということに関して実験をしながら学習していきます。

もちろんそのまま実験をしても楽しい分野なのですが、あらかじめ日常生活の場面を考えてみます。

たとえばお風呂の「おいだき」をした時に、上の方だけ温まっていて下の方は冷たく感じる経験をしたことがないでしょうか?

そのような日常生活の気づきと結びつけると、お湯がどうやって温まるのかがなんとなく予想できませんか。実験に対する興味がグッと湧いてくるはずです。

ほかにも「気体の重さ」の実験をする前には、風船が浮かんでいる様子などを思い出して「風船に入っている気体は空気よりも軽いのではないか」などと考えてみるのも良いでしょう。

しっかりと予想を立てる

実験をする時には、しっかりと予想を立てることが大切なことです。

「後で実験をするのだから、わざわざ予想なんて立てる必要あるのだろうか?」と疑問に感じることもあるかもしれません。

しかし、ただ実験をして結果を知っただけだと受け身の学習になってしまいがちです。

受け身だと、どうしても知識が深まりにくかったりするのです。

なので短くても良いので、自分なりの予想をしっかりと立てておくようにしましょう。

理科の授業でも予想の時間はあります。

自分で予想を考えるのが難しいようであれば、友達の予想を見て自分に近いものを選ぶのも良いでしょう。

いずれにせよ、自分なりの意見をしっかりともっておくようにしましょう。

実験中の注意点

では、実際に実験をする時にはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。

以下で具体的に挙げましたので、参考にして見てください。

保護メガネを使う

理科実験では、「保護メガネ」をしっかりとつけることが主流となっています。

薬品などを使う場合には、目に薬品が入れば失明してしまう恐れもあります。

また、実験中に破片などが飛んで目に入ると大変危険です。

必ずつけるように注意しましょう。

場合によっては、担当の先生が保護メガネの着用を忘れているケースがあるかもしれません。

基本的に、学校にある理科準備室などには保護メガネが用意してあるケースがほとんどです。

安全のために、忘れていたら先生に伝えるようにするのも1つの方法でしょう。

友達が周囲にいないか

実験中には、「周囲に友達がいないかどうか」をしっかりと見ておくようにしましょう。

理科室の通路は狭くなっていることもあるので、友達同士でぶつかってしまうこともよくあります。

また理科実験中は意識が実験にいっているので、友達とぶつかった時に大きなケガにつながることも考えられます。ヤケドや薬品が手にかかるなどの事故も考えられるでしょう。

基本的には先生も注意して見張っているとは思いますが、周りに友達がいる時は危険なので実験を始めないようにしましょう。

換気はできているか

換気がしっかりとできているかも注意しておく必要があります。

特にガスなどが発生する実験では、換気をしないことで引火や爆発などの事故が起こることも考えられます。

最近だと、コロナの観点からもしっかりと換気をしておくことが大切となっています。

季節によっては換気をすることで寒さを感じるかもしれませんが、安全が第一優先です。

気体の実験などでは、必ず換気をして行うように心がけましょう。

実験の姿勢

実験の時にはできるだけ立って行うのが理想です。

座って実験を行うケースもあるかもしれません。座りながら実験ができるように、理科室のイスは背もたれがついていなかったりします。(何かあった時に、すぐに逃げられるように。)

とはいえ、ほとんどの場合は立って実験を行うのがベストです。

実験中も十分なスペースがあるかどうかを確認した上で始めるようにしましょう。

姿勢については、しっかりとまっすぐ立つようにして何かあった時にすぐに逃げられるようにすることが大切です。

必要なものはあるか

実験に必要なものが、しっかりと机に揃っているかどうかを確認しましょう。

不十分なまま実験を始めてしまうと、必要な結果が得られないケースが出てきてしまいます。

特に実験中は、どの時間に何を行うかについて正確に行わなければしっかりとした実験を行うことはできません。

実験に必要なものはグループごとに分担して用意するとは思いますが、最後に全員で揃っているのかをもう一度確認しておくようにしましょう。

薬品の管理

実験では、塩酸などの危険な薬品を使う機会もあります。

その際には、薬品の置き場所をしっかりと決めておくようにしましょう。

机の端の方に置いたり、こぼしそうな場所に置いてしまうと大変危険なので気をつける必要があります。

また使い終わった後には水道に流してしまっても大丈夫なものもありますが、中には先生が一括で受け取って管理しているものもあります。

また混ぜてしまうと、薬品同士で危険な反応を起こしてしまうケースもあります。

後始末についても、薬品ごとに大きく異なっていますので注意するようにしましょう。

食べない

実験で使うものに関しては、絶対に食べないようにしましょう。

わざわざ食べる人はほとんどいないとは思いますが、口にすることは大変危険です。

一部の先生の中にはインパクトを与えるために、あえて「チョークを食べる(炭酸カルシウムなので大きな問題はないといわれている)」などを行っているケースがあります。

しかし、チョークなども基本的には食用ではないので人が食べることを考えて作られているわけではありません。

先生の特別な許可がない限りは、実験で使うものは決して口にしないようにしましょう。

ケガをした時

実験中にケガをした時は、すぐに近くの友達や先生に伝えるようにしましょう。

実験が楽しかったりすると、ついケガをしてもそのままにしてしまうことがあります。

しかし、ケガをした時には早めに治療することが何よりも大切です。

特にヤケドなどの怪我はどんどん痛みが大きくなってきますので、すぐに冷やすことが必要です。

実験を中断したとしても、ケガを直すことの方が大切です。気をつけるようにしましょう。

服装

服装については、薬品や破片ができるだけ地肌につかないようにする必要があります。

できれば、長袖・長ズボンで実験を行うのが理想です。

とはいえ、夏場だったりすると長袖・長ズボンでの実験は難しいでしょう。

夏場でも、できるだけ露出の少ない安全な格好で実験を行うことが必要です。

自分の身をしっかりと守るようにしていきましょう。

まとめ

今回は、実験で気をつけるべき点について書きました。

楽しく実験をしたり、良い結果が出るように考えていくことは必要なことです。

しかし、1番大切なのは「安全に実験を行うこと」だといえるでしょう。

今回の記事で書いたことを実践しつつ、楽しい理科の授業を受けていただけますと幸いです。