SDGsとは?【わからない人向けに詳しく解説】

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SDGsという言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

学校や職場・メディアなどでも扱うことが増えてきたため、多くの方が身近なものだと感じているかもしれません。

とはいえ、

  • 具体的な内容についてよくわからない
  • 難しい言葉が並んでいて困る

と思っている方もいることでしょう。

そこでこの記事では元小学校教諭の筆者が、お子さんにも分かりやすいようにSDGsについて詳しく解説をしていきたいと思います。

3分程度で簡単に読むことができますので、ぜひ見てみてください。

目次

SDGsとは?

SDGsは「持続可能な開発目標」のことをいいます。

漢字が多く、かなり難しく感じるかもしれません。

最近、世界中で機械が増えたりテクノロジーが増えてコミュニケーションがしやすくなるなど便利になってきました。

以前はとても時間がかかっていたことでも、PCなどを使って簡単に作業を済ませることができるようにもなっています。

これらは、とても良い面だといえます。

しかしその反面、環境が汚れてしまったり発展途上国などが置いてきぼりになってしまっていることも増えてきました。

そこで、世界中で同じ目標を掲げて一緒に達成していこうとしたものが「SDGs」です。

SDGsでは、15年間という期間の中で達成するべき目標が具体的に定められています。

SDGsよりも前にあったMDGs

実は、SDGsよりも前に似たようなものとして「MDGs」がありました。

MDGsについても具体的な目標が定められていてしっかりと取り組みがされています。

特に「貧困」や「教育」などには成果があったので、良い部分も多かったのです。

しかし、MDGsは発展途上国に向けた目標ばかりになっています。

例えば、「極度の貧困の撲滅」「乳幼児死亡率の削減」などが挙げられます。

こういった目標に対して一部の国から「偏っているのではないか?」という意見が出たため作られたのがSDGsです。

SDGsでは、発展途上国に限らず先進国にも当てはまるような目標が掲げられています。

「世界中の人を誰も取り残さない」ということを大切にして作られています。

目標とターゲットについて

では、具体的にSDGsにはどんな目標やターゲットがあるのでしょうか。

以下で詳しく解説していきたいと思います。

17の目標

まず、SDGsには17個の目標が設定されています。

具体的には、以下の通りとなっています。

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
  • 平和と公正をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう

たくさんあるので、覚えるのが難しく感じるかもしれません。

しかし、上記の目標は大きく4つに分けることができます。

「社会のこと」「経済のこと」「環境のこと」「枠組みのこと」です。

枠組みというのは、目標全体のことを表しています。

上記の4分野を覚えておくだけでも、SDGsがどんな内容に力を入れているのかがわかるはずです。

169のターゲット

17の目標について挙げましたが、ざっくりしていて分かりにくい部分もあるのではないでしょうか。

SDGsがどんなものなのかは分かるものの、実際に1人ひとりがどのように行動すれば良いのか理解しにくいです。

そこでSDGsではより具体的に取り組みやすくなるように、目標とは別に169個のターゲットを設定しています。

例えば「貧困をなくそう」の目標に対しては「2030年までに1日1.25ドル未満で生活する人々の貧困を終わらせる」というターゲットを作っています。

ただ「貧困をなくそう」という目標があるよりも具体的なターゲットがあった方イメージしやすいはずです。

「どれくらいの時間で、どういった人たちに向けて、どんなことをしていくのか」などが具体的に書かれているのがターゲットです。

さらにSDGsでは、ターゲットの下に232の指標まで設定しているのです。

SDGsはかなり細かい部分まで作られていることが分かるはずです。

目標はどれくらい大切なのか

上記で挙げた17の目標はどれも大切なものです。

しかし、それぞれの目標がどれくらい大切なのかの度合いは異なっています。

それらを具体的に表しているのが「SDGsウエディングケーキ」です。

まず土台となっているのが「環境」です。

環境がしっかりしていなければ、人は安全に過ごすことができませんね。

そういったことからも、まずは環境に目を向けて目標を達成することが第一優先とされています。

次に意識するべきなのが「社会」に関する項目になります。「社会」については17の目標のうち教育や貧困などの内容が当てはまります。

しっかりと環境が整い、人が生活できるようになったら「社会」のことにも目を向けていく必要があります。

さらに、「社会」が整備された後には「経済」にも意識を向けていきます。

しっかりとした社会の中で経済活動を行うことで、世の中に良いものがどんどん生み出されるようになってくるのです。

最後に「SDGsウエディングケーキ」のトップにあるのが「パートナーシップ」です。

「環境」「社会」「経済」それぞれの目標を達成することで世界中の人々がパートナーとなることができるとされているのです。

日本での取り組み

SDGsは日本でも積極的に取り組まれています。

とはいえ、世界に向けた目標がすべて日本にも当てはまるとは限りませんよね。

そこで日本では独自に「8つ」の優先課題を設けています。

「健康」や「長寿」にフォーカスしているのは日本の特徴ともいえます。

比較的モノが多く先進国でもある日本では、生活習慣病などになるリスクもあります。

そういった中で上記のような目標があるのはオリジナリティがありますね。

また目標の改定も行われていて、ジェンダーや防災に関する内容が付け加えられたりもしています。

しっかりとSDGsに向き合いながら進められていることがわかります。

企業とSDGs

また、企業でもSDGsへの取り組みはたくさん行われています。

企業がSDGsに取り組み始めれば、仕事内容が変わってしまうこともあります。

手間がかかるのではないか?と感じるかもしれません。

しかし、企業がSDGsに取り組むことにはたくさんのメリットがあります。

1つは「企業の印象」です。

どの企業もイメージを良くしたいという思いがあります。

イメージが良ければ多くの方に安心して商品を買ってもらうことができます。

反対にイメージが悪ければお客様の信用を得ることができなくなってしまいます。

そこで企業のイメージアップを図るきっかけとして、SDGsを使っているところは多くあります。

SDGsなどへの意識をもつことで、人材も集まりやすくなるのでより優秀な人を採用しやすくなります。

結果として、企業も大きく成長していくことができるのです。

身近にできるSDGs

では、実際にSDGsに取り組む上でどんなことをすれば良いのでしょうか。

国や企業での取り組みを挙げましたが、自分たちで出来ることはないか?と気になっている人もいるはずです。

簡単にできることとしては、以下のことが挙げられます。

  • マイバックを用意する
  • 認証マークのついているものを買う

主に買い物などの機会でできるはずです。

最近になってレジ袋が有料化されました。マイバックを用意することは節約につながるだけでなく環境のためにもなるのでたくさんのメリットがあります。

また、認証マークのついている商品を購入することでSGDsにも大きく貢献することが可能です。

1人ひとりの小さな心がけも大切です。

目標1:「貧困をなくそう」について解説

「貧困」という言葉については、多くの方が耳にしたことがあるはずです。

とはいえ、実際にどれくらい貧困の人がいるのかというのは知らないかもしれません。

具体的には、世界の10人に1人(約7億人程度)が貧困に該当するといわれています。

10人に1人というのは、日本人のAB型の割合とほぼ同じです。

こう考えると、かなり多くの方が貧困に悩まされているというのが分かるのではないでしょうか。

貧困というとアフリカなどの発展途上国を中心に起きていると感じるかもしれません。

しかし、日本のような先進国でも普通に起きていることです。

「自分とは関係ない」と思わずに、誰もがしっかりと向き合っていく必要のある問題なのです。

では、貧困になると具体的にどんなことが起きるのでしょうか。

「食事をとれない」「きれいで安全な水を飲むことができない」「病院に行くことができない」といった命に関わる問題が起きてしまいます。

また子どもへの影響はさらに大きく、「教育を受けることができない」「幼い頃から働く必要がある」といった問題が起きてきます。

日本に住んでいれば、いくら貧困であっても水が飲めなかったり食事を取れなくなったりするようなことはあまりないかもしれません。(貧しい人を守るために「生活保護」という制度もあります。)

しかし、国によっては命の危険と隣り合わせのケースもあるのです。

また子どもの教育は将来のためにも重要ですし、発達途中の子どもに重労働をさせることはとても危ないです。

小さな子供を守るためにも、今すぐ貧困をなくしていく必要があります。

貧困が起きる原因

では、実際にどんなことが原因で貧困が起こるのでしょうか。

以下に具体的なケースを挙げてみました。

もちろん、日本も例外ではありません。

仕事を失った

1つは仕事を失ってしまうケースです。

生活をしていくためには、仕事をしてお金を得る必要があります。

仕事がなくなってしまえばお金が入らなくなるので、貧困につながりやすくなりますね。

一昔前では「大企業や公務員は安定している」ともいわれていました。

しかし最近ではどの企業も倒産するリスクがあります。

日本もこれから経済大国であるとは限りません。

コロナウイルスによって、失業をした人も出ています。

そういった意味では誰もが「仕事を失う」可能性があり、貧困と隣り合わせであるといえます。

離婚をした

他には、離婚が原因となるケースもあります。

離婚をすれば、もともと共働きの夫婦などは収入が減ってしまいます。

専業主婦だった方も、働く必要が出てきます。

お子さんがいれば、どちらかが引き取ることになるので1人で自分と子どもの生活費を賄わなければなりません。

十分な収入のある方であれば良いですが、なかなかそういう人ばかりではないでしょう。

実際に、離婚などをきっかけとする「ひとり親」の貧困は多くあります。

災害が起こった

災害についても、貧困の原因となります。

例えば、台風によって住む場所がなくなってしまうこともあります。

国によっては、災害がきっかけで感染症が広がってしまうこともあります。

普段から防災などを心がけていくことは大切ですが、自然災害などは避けられないことも多くあります。

いつ・どこで起こるか分からないので、誰もが向き合う必要のあるものだといえます。

具体的なターゲットについて

では、SDGsでは実際にどんなターゲットが定められているのでしょうか。

具体的には、以下の項目となっています。

  • 2030年までに「極度に貧しい」暮らしをしている人を、世界中でなくしていく。
  • それぞれの国の基準に合わせて、いろんな面で貧しいと言われている人々(ユニセフによる原文では「男性・女性・子ども」)の割合を半分減らしていく
  • 人々の生活を守る仕組みや対策づくりを行う。2030年までに貧しい人や弱い立場の人が守られるようにする。
  • 2030年までにすべての人が平等に生活で必要な基礎的サービスを使えるようにする。土地や財産を所有し、新しい技術や金融サービスも使えるようにする。
  • 貧しい人や弱い立場の人の、自然災害や経済のショックなどを減らしていく。自力で生活を立て直せるような力をつける。
  • 発展途上国や開発の遅れている国で貧困をなくすために、さまざまな方法で資金を集める
  • 国や世界中で貧しい人、男女の違いを考えていろいろなアイディアを作る。貧困をなくすことにもっと資金を増やせるようにする。

基本的には、貧しい人に寄り添うことをターゲットとしています。

注目すべきなのが、最初の項目で挙げた「極度に貧しい」人についてです。

「極度に貧しい」というのはどれくらいの人だと思いますか?

このターゲットが作られたときには、「1日に使えるお金が約135円未満」にあたる人だとされました。

500mLのペットボトルでも、大体1本150円程度で売られています。

そう考えるといかに貧しい人がいるのかというのがイメージできるのではないでしょうか。

しかも、この135円の中に食事や電気、住む場所などがすべて含まれています。

明らかに生活をしていくのが難しいことがわかるはずです。

貧困によるリスク

では貧困が起きると、どんなリスクが起きるのでしょうか。

先ほどまで挙げた「病気」「食事」などの問題もあります。

しかし、さらに大きな問題として戦争や紛争が起きやすくなることが挙げられます。

戦争や紛争が起きることによって、貧困になる人の数が増えやすくなります。

また、命を失う危険も出てきます。

そういった意味では、多くの問題が一気に出てくるといえるでしょう。

「貧困をなくそう」の意味

「貧困をなくそう」が作られた目的として、地球を持続させていくのが人であるという考えがあります。

たくさんの動物の中でも、人間はいろんなことを考えて行動することができます。

これまでも人間の力によってたくさんの進化を続けてきました。

しかし、貧困が起こっているようでは地球のことを考える余裕すらなくなってしまいます。

地球のことよりもまず自分の生活のことを考えなければいけなくなってしまいます。

貧困によって心が不安定になれば、地球のために行動したいとは思いませんね。

そういったことからも、まずは人の命を大切にしていこうという気持ちが込められています。

すぐにできること

貧困をなくすために私たちはどんなことをすれば良いのでしょうか。

1つは、シングルマザーなどのひとり親が働きやすい環境づくりを行なっていく必要があります。

最近では託児所つきの職場もあります。子育てと両立できるように勤務時間が自由になっているケースもあります。

徐々に増えてきてはいますが、今後のためにもさらに取り組みを進めていけると良いですね。

また、募金活動に参加するのも良いです。

駅前など身近なところで募金活動を行なっているのを見たことがある方も多いと思います。

募金はハードルも低いですし、誰でも気軽に参加できるという点ではとても良いものだといえます。

目標2:「飢餓をゼロに」について解説

飢餓とは?

飢餓は長くにわたって食べ物を手に入れることができないことにより、栄養不足になることを指します。

生きることや、より良い生活が難しくなるという意味で大きな課題となっています。

最悪の場合命を落としてしまうこともあるため、全ての人が飢餓を解決をするために向き合わなければいけません。

実際に、この「飢餓」について世界中でどれくらいの人が苦しんでいると思いますか?

8億人に1人の人が苦しんでいるといわれています。(約10人に1人程度)

これだけ多くの人が飢餓となっているのならば、食料不足を解決するためにもっと生産しなければいけないと感じるはずです。

しかし後ほど詳しく説明しますが、生産している食料は十分に足りているのです。

問題はたくさんの食料が廃棄されていることにあります。

目標2のターゲット

飢餓を解決していくために、SDGsでも具体的なターゲットが定められています。

以下で具体的に挙げてみました。(※一部省略)

  • 2030年までに飢餓を撲滅し、貧困層や脆弱な立場の人が安全で栄養のある食料を取ることができるようにする。
  • 2030年までにあらゆる形態の栄養失調を解消して若年女子・妊婦・授乳婦・高齢者の栄養ニーズに対処する
  • 高付加価値や非農業雇用の機会への確実かつ平等なアクセスを通じて小規模食料生産者の農業生産性や所得を倍増させる。
  • 2030年までに生産性を向上させて持続可能な食糧生産システムを確保する。
  • 国際的合意に基づき、遺伝資源や関連する伝統的な知識へのアクセス、および利用から生じる利益の公正な配分を促す。
  • 農村インフラ、農業研究・普及サービス技術開発などの投資の拡大を図る。
  • 世界の農産物市場における貿易制限や歪みを是正・防止する。
  • 食料備蓄などの市場情報への適時のアクセスを容易にする。

少し難しい言葉が多く並んだように思えるかもしれません。

大切なのは「適切な援助を行うこと」と「自分たちで生産できる能力をもってもらうこと」です。

やはり、飢餓で栄養失調や命を落としている人が出ている現状はすぐにでも無くしていかなければいけません。

そのためにも、2030年という具体的なゴールを決めて積極的に支援をしていくわけです。

どんな人に対して支援をするのかも詳しく書かれているので、より取り組みやすくなりますね。

そしてもう1つ大切になってくるのが、途上国が自分たちで生産できるようにしていくことです。

以前に比べて技術も高まっているので、「輸入」についてスムーズに行えるようになってきています。

とはいえ、いつまでも安定して他の国から輸入できるとも限りません。

自分たちの力で食料を作れるようになることも、大事になってきます。

そこで、よりたくさんの食料を作るために積極的に投資していくことが必要とされているのです。

飢餓の原因

では、飢餓にはどんな原因があるのでしょうか。

今回は代表的な3つの原因について、紹介していきたいと思います。

気候

1つは「気候」によるものです。

日本でも津波や地震については、聞いたことがある人も多いと思います。

しかし上記以外にも、世界には「洪水」や「干ばつ」などのさまざまな災害があります。

飢餓に苦しんでいる多くの人は、こういった災害の起こりやすい地域に住んでいるのが特徴です。

災害によって農作物がダメージを受けてしまうのはもちろんですが、家がなくなったり仕事を失ってしまうことも起こります。

ものを買うためのお金もなくなってしまうので、飢餓が起こりやすくなってしまうのです。

農業の状態

上記でも少し触れましたが、十分に農業ができないという現状もあります。

先進国では、広い土地で機械を使いながら作業をしているケースもあります。

しかし飢餓が起きている国ではこうした技術がなく、しっかりとした生産量が確保できていないこともあります。

これによって、十分な食料が行き届かないのです。

また、農作物を作るだけでなくそれを運んだり長い間保存しておくための技術もなかったりします。

そういったたくさんの要因が絡んで飢餓に繋がっていることもあるのです。

紛争

紛争も飢餓の大きな原因となります。

国によっては、紛争が原因で人口の半数以上が飢餓状態になっている地域もあります。

紛争によって農地や家などがダメージを受けてしまうことがあります。

これによって「飢餓」が起きてしまうことは想像しやすいと思います。

しかし、直接的な被害を受けていない人も今後のことを考えて避難をしなければいけません。

家や農業をするための土地も捨てることになりますね。

そのため、結果的に多くの人が飢餓になってしまうのです。

飢餓をなくす方法

飢餓をなくしていくために、私たちが取り組めることはどんなことがあるのでしょうか?

まず、優先的に取り組むべきなのが「食品ロス」をなくしていくことです。

世界では、「25.34億トン」の穀物が生産されています。

しかし私たちが実際に必要な穀物は、上記の半分程度で済むのです。

余るくらいたくさんの食料があるのに、飢餓があるのは不思議な話ですね。

ここで、大切なのが「食品ロス」です。

まだ食べられるのにも関わらず捨てられてしまっている食料がたくさんあるのです。

この食料を飢餓で苦しむ人に届けられれば、かなり状況は改善されますね。

過剰な生産をやめたり、流通ルートを整備することは大切です。

また、1人ひとりが食品ロスをなくすための意識をもつことも大切になってきます。

身近にできることとしては、食べ物を買う時に消費期限の近いものを選ぶのも1つです。

他には、「賞味期限」と「消費期限」の違いを知っておくことも大切です。

賞味期限は「おいしく食べられる期限」されています。

そのため、賞味期限が切れたからといってすぐに捨てずに食べることも大切です。

飢餓に対しての取り組み

飢餓をなくすために、さまざまな取り組みもされています。

今回は、代表的なものを2つ紹介したいと思います。

「TABLE FOR TWO」

TFTは加盟しているレストランや食堂のメニューから20円が発展途上国の給食として届けられる取り組みです。

発展途上国では給食が1食「20円」といわれていますので、TFTで食べると1人分の食事を寄付していることになります。

また、先進国では食べ物の過剰摂取による「生活習慣病」なども問題とされていますね。

しかし、TFTのメニューは健康に配慮した体にやさしいものとなっています。

たくさんの人にメリットのある取り組みだといえますね。

最初は日本から始まりましたが、現在は日本以外でも多くの国で「TABLE FOR TWO」は行われています。

「tabeloop」

現在、食料の作りすぎや採れすぎによる廃棄量はとても多くあります。

その改善を始めたのが「tabeloop」という企業です。

最初は賞味期限が近くなったお菓子を集めて販売することで食品ロスを減らしていました。

しかしお客様の声によって、お菓子に限らずさまざまな食品へと取り組みを広げています。

三方向へのメリットが世界に影響を与える

1つの取り組みが、たくさんの人にメリットをもたらすというのは重要なことです。

例えば「TABLE FOR TWO」の取り組みを例に挙げると、メニューが注文されることでレストランや食堂の利益になります。

それだけでなくヘルシーなメニューで食べた人も健康になることができます。

さらに、発展途上国の子どもまで食事をすることができます。

1つの取り組みでできるだけたくさんの人が幸せになれるように考えることはとても重要です。

より効率的にSDGsを進めていくためにも、上記の視点をもってみるのも良いかもしれません。

目標3:「すべての人に健康と福祉を」について解説

今回は、目標3について解説をしていきます。
「健康」や「福祉」については、充実していない国があることで世界中でも大きな課題となっています。

まず、健康というと皆さんはどんなことを考えるでしょうか。
病気にならず、いつでも動けるような状態を考えている人が多くいるかもしれません。
しかし、SDGsで示している健康は上記のような体に関わることだけに限りません。
精神的なものや社会的なものも含まれています。

例えば日本に置き換えてみると、保険も充実し病院もたくさんありますので体の悪いところがあれば比較的簡単に医療を受けることができます。
しかし職場での人間関係に精神をすり減らしていたり、社会的なものでいうとアジア人に対する差別もあったりします。
こういった意味では、日本もまだ健康面では充実していない部分があるといえます。

反対にアフリカなどでは、日本では当たり前に受けられる医療サービス(福祉)がないために身体的な健康を損なっているケースもあります。
世界中の人が広い意味で健康や福祉を充実させていくことが課題だとされているのです。

乳幼児の死亡率について

特に注目すべきなのが、「乳幼児の死亡率」です。
日本では以前まで、肺炎や感染症によって亡くなってしまう赤ちゃんがいました。
しかし、最近では医療体制の進歩によって死亡率は大きく下がっています。
とても小さな未熟児の赤ちゃんが、カゴのようなものに入れられて医療を受けているのを見たことはありませんか?
そういった高度な技術は、死亡率の低下に大きく貢献しています。
現在、日本の乳児や新生児の死亡率の低さは世界トップレベルだといわれています。
かなり恵まれている環境だと考えて良いでしょう。

一方で、たくさんの乳幼児が亡くなっている国もあります。
5才になるまでに亡くなっている子どもは、1年で560万人程度いるといわれています。
そのうちの8割が、アフリカにある発展途上国となっているのです。
病気を防ぐための健康管理の方法は多くあります。
その中でもよく聞くのが「手洗い・うがい」ではないでしょうか。
幼稚園などでもしっかりと習うと思います。

しかし、予防の代表的なものである「手洗い・うがい」ですらできない国もあります。
このような問題もあって、発展途上国では5歳未満で亡くなる子どもの数が日本の44倍程度もあると言われています。

目標3のターゲット

では、目標3にはどんなターゲットがあるのでしょうか。
実際に以下で挙げてみました。※一部抜粋

  • お腹に赤ちゃんがいるときや出産の時に亡くなる母親を10万人につき70人まで減らす。(2030年まで)
  • 5歳までに命を無くす子どもを1000人につき25人まで減らす。乳幼児や子どもが予防できる病気で命を落とさないようにする。(2030年まで)
  • 伝染病を減らし、肺炎などの対策を進めていく。
  • 心の健康や福祉対策なども進めていく。
  • 薬物やアルコールの乱用を防いで治療を進めていく。
  • 交通事故の死者や、けがを減らす
  • 保健サービスや出産に対する情報を得られるようにする。
  • 保健サービスや薬、予防接種などを手軽なお金で受けられるようにする。
  • 化学物質や大気汚染などの病気を減らす。
  • たばこに関する条約が進められるように取り組みをする。
  • 途上国でのワクチンや薬の開発を助ける。安く気軽に薬やワクチンを購入できるようにする。
  • 発展途上国や開発が遅れているところで予算や職員の人数、研修などを増やす。
  • 危険な状態になった時には、すばやく知らせたり対応できるようにしていく。

防げる命もある

健康でいられないために、たくさんの人が命を落としていることはこれまでに述べてきました。
しかし、これらの多くが本来は防ぐことが可能です。
防ぐためには「福祉」をしっかりと充実させていく必要があります。
そのうちの1つが「予防接種」です。
例えば、現在「下痢」で入院している子どもの半数近くは「ロタウイルス」が原因とされています。
しかし、ロタウイルスに関してはワクチン接種をすることが可能です。
そのほかにも破傷風や百日咳などのワクチンについてもすでに開発されています。
世界中でもほとんどの子どもが接種していますが、いまだに受けられずに命を落としているケースもあります。

私たちができること

では、私たちができることにはどんなことがあるのでしょうか。
身近なことでもたくさんありますので、以下で解説していきたいと思います。

手洗いうがい

1つ目は、手洗いうがいを徹底することです。
最近ではコロナウイルスのこともあって、より行う人が増えてきたはずです。
手洗いについては、爪先や手首など細かいところまで入念に行うことで高い効果が期待できます。
子どもが楽しく手洗いができるように「歌」も作られています。
学校などでも積極的に導入されていますね。
また、うがいに関しても市販のうがい薬などを使うことでさらに予防をすることができます。
定期的に行いながら健康管理をしていきましょう。

母子手帳

母子手帳を持っていることで、より良い健康サービスを受けることができるようになります。
これまでの病気がしっかり記録されているので、早く発見できる上に効率的なサポートを受けられるようになるのです。
その動きは世界中に広がっていて、難民などに向けても母子手帳が発行されています。
避難した先であっても、母子手帳をもっていることでこれまでと引き続き医療を受けることができるようになっているのです。

募金

日本では福祉が充実してきていますが、世界的にみると不十分なところも多くあります。
そこで重要なのが「募金」です。
「自分が少し募金しただけでは何も変わらない」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、70円で栄養パウダーが30袋買えたり500円程度で注射器が100本買えたりします。
小さな心がけでたくさんの人の命を救うことができるのです。
ぜひ積極的に取り組んでいきたいですね。

健康診断を受ける

健康診断もしっかりと受けるようにしましょう。
定期的に受けることで、「早期発見・早期治療」に繋がっていきます。
メリットはとても大きいです。
サラリーマンなどであれば、会社で義務付けられているケースもあるので比較的多くの方が受けているのではないでしょうか。
しかし、個人事業主の場合は自分で管理をしなければいけないので注意が必要です。

食事や睡眠、運動に気を遣う

1番身近で取り組みやすいのが「食事・睡眠・運動」ではないでしょうか。
身体面ももちろんですが、精神的にもたくさんの効果があるのが特徴です。
栄養バランスの取れた食事をすることで生活習慣病を予防することができます。
また、質の高い睡眠をすることで疲労を回復することができます。
最近では寝る前までスマホを見ている人もいますが、ブルーライトで良い睡眠が取れなくなることがあります。
健康のためにも正しい睡眠習慣を心がけましょう。
また、定期的な運動をすることも健康には大切です。
一言で運動といっても、「有酸素運動(ランニングなど)」と「無酸素運動(筋トレなど)」があります。
自分に合っているものを選びながら、定期的に取り組んでいけると良いですね。

目標4:「質の高い教育をみんなに」について解説

SDGsの目標4は、「教育」にフォーカスしたテーマになります。

日本では、小学校や中学校が義務教育として定められています。

教科書などについても無償で配布されることから、誰もが気軽に教育を受けられるのが特徴です。

しかし、世界中の誰もが教育を受けられているわけではありません。

貧しさによって、教育よりも働くことが優先されているケースもあります。

他にも、性別や障がいなどが理由で教育の機会がなくなっていることもあります。

そのような現状をなくしていくためにも、誰もが質の高い教育を平等に受けられるようにするのが「目標4」で定められていることです。

私たち日本人が比較的しっかりと教育を受けることができているので、教育が受けられていない状況を考えるのは難しく感じるかもしれません。

しかし適切な教育を受けなければ、生きていく上で大変なことも多くなります。

最低限の教育は、誰もがしっかりと受けておくべきものなのです。

なぜ教育を受けることができないのか

では、なぜ十分な教育を受けることができないのでしょうか? さまざまな理由がありますので、以下で3つに分けて紹介していきたいと思います

①国の事情

1つ目は、国の事情によるものです。

十分な教育を受けられない地域では、他の国と比べて遅れをとっている部分が多くあります。

例えば、しっかりとした医療を受けられなかったり衛生状態が良くなかったりします。

そうすると、さまざまな病気にかかるリスクも高くなるのです。

自分が健康でなければ勉強をすることはできませんので、病気によって教育の機会を奪われていると考えて良いでしょう。

②親・家庭の事情

2つ目は親や家庭の事情によって学校に行けないケースです。

日本では学校で学ぶことが、どれだけ大切なのか知っている親が多いはずです。

学校以外にも塾や習い事などを行わせる親も多いので、小さい頃に教育を受けさせることは浸透しています。

しかし、国によっては教育がそれほど大切ではないと考えている親もいます。

学校に通わせる時間があるのならば、その分働いてもらった方が良いと思われていることもあるのです。

また、兄弟の世話をしなければいけないケースもあります。

貧しい家庭であれば、両親が働かなければ生活が成り立たないことがありますね。

両親が働いている間は小さな子の面倒を見る人がいなくなってしまうので、結果的に兄弟が行わなければなりません。

家のことを手伝い、教育を受ける時間が取れなくなってしまうのも原因になります。

他にも、家庭が貧しく教育を受けられない場合もあります。

このような家庭では、生活していくのに精一杯なので子供に教育を受けさせる余裕がなかったりします。

③社会の事情

3つは社会の事情によるものです。

親がどれだけ教育を受けさせたいと思っていたとしても、社会的に十分な環境がなければ難しかったりします。

例えば、近くに「学校がない」というケースがあります。

日本では学区が決まっていて、ほとんどの人が近くの学校に通えるようになっています。

しかし、国によっては学校までの距離が遠すぎるために行けないこともあるのです。

こうした状況を改善するためには、近くに学校を建てるなどの工夫が必要になります。

また、先生がいないこともあります。

教育を受けることができなければ、当然学校で勉強を教えられる人もいなくなってしまいます。

その他にも国のお金がないために、先生の給料を払えていないケースもあります。

目標4のターゲットについて

では、上記の問題を解決するためにSDGsではどんなターゲットを設定しているのでしょうか。

以下に詳しく挙げました。※一部抜粋

  • 無償かつ公正で質の高い教育を修了できるようにする
  • 初等教育を受ける準備が整うようにする
  • すべての人々が質の高い技術教育や職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする
  • 雇用働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を増加させる。
  • 脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。
  • 読み書き能力及び基本的計算能力を身につけられるようにする。
  • 全ての学習者が持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
  • 安全で非暴力的、包括的、効果的な学習環境を提供できるようにする
  • 先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を増加させる
  • 質の高い教員の数を増やす

上記で、より具体的なターゲットが定められていることがわかります。

どの項目についても「2030年までに」という具体的な期間が指定されているので、すぐにでも取り組んでいく必要があるというのが分かりますね。

教育を受けて変わること

教育と聞くと、「勉強」というイメージを持つ方も多いと思います。

しかし、勉強は多くの社会的問題を解決していくことにも役立ちます。

国連事務総長によると、教育によって主に6つの問題が解決するといわれています。

  • 貧困
  • 発達阻害
  • 子どもの死亡率
  • 出産時の死亡率
  • 児童婚や早すぎる妊娠
  • 収入

貧困については、教育があれば「1億7100人程度」が抜け出すことができるといわれています。

また出産時の死亡率や児童婚、早すぎる妊娠については半分以上が解決するとされています。

たくさんの面で改善されていくと考えられます。

しっかりとした教育を受けることで、生活面でも多くのメリットが出てくるのが特徴です。

仕事よりも勉強がしたい子もいる

上記で、学校に行かず家庭を優先しているケースがあるということは述べました。

しかし、子どもの中には勉強をしたいと考える人も多くいます。

日本では勉強をするのがあまり好きではない人もいますし、学校が楽しくないと感じているお子さんもいるかもしれません。

しかし、十分な教育を受けられているというのはかなり恵まれているともいえます。

例えば、お子さんが理科の勉強がとても好きだとします。

学校で教育を受けることで、より知識を深めることができますね。

場合によっては、習い事として科学教室などにも通うことができるでしょう。

しかし、どれだけ理科が好きだったとしても教育が受けられなければその才能を活かすことも難しくなってしまいます。

環境が整っていない地域では独学で勉強を進めているケースもありますが、まだ十分とは言えません。

教育が受けられないと起きること

では教育が受けられなければ、どんなことが起こるのでしょうか。

代表的なものは「字が読めなくなる」ということです。

世界では7億7000万人程度の人が字の読み書きができないとされています。(15歳以上)

日本では国語の時間などを中心に、しっかりと言葉を学習していきますよね。

字が読めないことは多くの危険が伴うことになります。

例えば、家を借りる際の契約書を読むことができないためにトラブルに巻き込まれやすくなります。

また薬の注意書きなども読めないので、大変危険です。

日常生活を安全に過ごすためにも、教育はとても大切なものなのです。

まとめ

SDGsの目標4は教育に焦点を当てたものでした。

教育が行き届くように、世界中でもたくさんの取り組みが行われています。

たとえば、「みんなの学校プロジェクト」は援助に頼らず現地の人が自主的に運営をしていこうというものです。

徐々に改善が見られるものの、今のペースで取り組みを行ったとしてもあと35年はかかるといわれています。

SDGsでの活動も合わせることで、より早く多くの人に教育を届けていく必要がありますね。

募金活動など私たちが身近にできることもあるので、取り組んでみるのも良いかもしれません。

目標5:「ジェンダー平等を実現しよう」について解説

SDGsの目標5はジェンダー平等についてです。

ジェンダー平等はすべての人が幸せに生きていくために必要不可欠なものです。

とはいえ日常生活の中では、まだまだジェンダーに関する問題があります。

「男の子だから」「女の子だから」という性別で嫌な思いをした経験がある方もいるかもしれません。

例えば、「男の子は青・女の子はピンク」というように色を決められてしまうことがあります。

また、「男の人は強くなければいけない・女の人はおしおやかでないといけない」といった間違った先入観もあるでしょう。

こういった性別での判断をなくし、ジェンダー平等を実現していくのが目標5の内容となっています。

国によっては、多くの面でジェンダー平等を実現しているケースもあります。

しかし、まだまだ不十分な国も多くあります。

この記事では、より詳しく解説をしていきたいと思います。

女性差別の現状

ジェンダー平等が実現できていないことにより、特に女性が辛い思いをしていることが多くあります。

具体的に3つの場面について解説をしていきたいと思います。

研究

1つ目は研究についてです。

特に科学の分野で女性の割合がとても低いことが問題とされています。

先進国のデータを見ても、ほとんどの国が女性の割合で50%に満たないということがわかっています。

日本を見ると、年々女性の研究者が増えてきてはいるものの15 %程度にとどまることがわかっています。

「理系の分野では女性が少ない」というのは多くの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか。

実際のデータとしても、しっかりと表れているわけですね。

女性の研究者が少ない理由としては、出産や育児などに対する配慮が不十分であるからといわれています。出産や育児をする際には、一時的に研究を離れなければいけなくなります。

しかし、この期間が業務評価を下げてしまうことになりレベルの高い学位を取ることが難しくなっているといわれているのです。

結婚や妊娠

国によっては、望んでいないのに低年齢で結婚をしなければいけないケースもあります。

女性の役割が「結婚をして子供を育てて、男の人を支える」という価値観があるためです。

出産をした後には、子育てに専念しなければいけないことも増えますよね。

実現したい夢ややりたい仕事があるにも関わらず、結婚や出産によって幼い頃から夢が絶たれてしまう女の子もいます。

結婚によって、小学校の教育ですら受けられていないケースもあります。

性別問わず、誰もが明るい将来をもてるようにしていく必要がありますね。

望まない結婚や出産を無くして、女性が社会に積極的に参加できるようになれば経済的成長率もどんどん上がっていくといわれています。

悪しき慣習

現在、およそ30の国でFGM(女性器切除)が行われている現状があります。

中東やアジアの一部の地域ではありますが、伝統であることから受けざるをえないこともあります。

これまでに2億人以上がFGMを受けていて、2030年までに何もしなかった場合さらに1億5000万人以上が受けなければいけないといわれています。

FGMによって、感染症にかかりやすくなったり不妊のリスクが高まったりする危険性があります。最悪の場合死に至るケースもあることからも早く対応しなければいけません。

目標5のターゲットを解説

では、目標5のターゲットにはどんなものがあるのでしょうか。

以下で挙げてみました。※一部抜粋・編集

  • 女の子と女性への差別をなくしていく
  • 女性や女の子への暴力をなくしていく
  • 女性や女の子を売り買いすることをなくす
  • 女性や女の子が傷つく慣習をなくす
  • 無償の仕事(子育てや介護)などが大切であることを、役割分担をしながら認め合えるようにする。
  • 女性が男性と同じように活躍できるようにする。
  • 世界中が平等に性のことや出産の権利が守られるようにする。
  • 女性も男性と同じように財産を持つことができるようにする。
  • IT技術も活用しながら、女性が能力を高められるようにする。
  • 良い政策や効果的な法律を作る。

ターゲットについては、女性について書かれたものが多くあります。

これまで女性の立場がいかに低かったかというのが分かるのではないでしょうか。

法律なども作られていて、少しずつ改善されてはいるもののまだまだ不十分なのが現状です。

2030年に向けて、どんどん取り組みを進めていく必要がありますね。

新しい性別の概念

性別というと、「男性・女性」という2つがこれまでの認識でした。

しかし、新たなものとして「LGBTQ」について知っておく必要があります。

世界には、自分の性別がわからない人や同性を好きになる人なども存在します。

性別については、多様になっているので複雑に感じることもあるかもしれません。

特にマイノリティーな人たちは、世間になかなか受け入れてもらえず辛い思いをしていることもあります。

上記では女性を中心に書きましたが、性的マイノリティーの人についても安心して過ごせるような社会にしていく必要があります。

1人ひとりの心がけがとても重要になってきますね。

日本の現状

では、日本ではジェンダー平等がどれくらい実現できているのでしょうか。

結論から言うと、日本は遅れをとっている国だと言われています。

世界156カ国を対象にした調査によると日本の順位は120位となっていますので、早急に改善をしていく必要があります。

また、分野によって男女平等に差が出ているのも特徴です。

例えば教育などの分野では比較的しっかりと実現できています。子育てや家事と両立している教員などもいますね。

それに対して、政治などではまだまだ男女平等には程遠いです。国会中継などを見ても、女性議員の少なさに驚くのではないでしょうか。

最近では社会的にも、女性管理職を積極的に採用するなどの動きが出てきています。 しかし、まだまだ多くの改善をしていかなければいけません。

自分たちでできること

では、ジェンダー平等を実現するために私たちができることはあるのでしょうか。

実は、身近な心がけをすることで多くの点で改善がされることが期待できます。

以下で挙げてみました。

家庭での分担

1つ目は、家庭での分担です。

「男性は外で仕事をして、家庭のことは女性が行う」という誤った認識が広がっている場合があります。

しかし、性別を問わず男性も家庭のことを行なっていく必要があります。

女性一人が家庭のことをすべて行うとなると、家事や育児は膨大な量になるので大きな負担となってしまいます。

しかし、男性側も家庭のことを行うことで負担を減らすことができます。

それにより、女性も社会進出しやすくなってきます。 まずは生活のありかたを見直してみることで、多くのことが変わってくるかもしれません。

職場の配慮

2つ目は気軽に育休を取れるようにすることや「LGBTQ」の人たちが就職しやすくするように配慮することです。

育休を取ることができないと、子育てと仕事を両立しにくくなってしまうため女性の社会進出が難しくなってしまいます。

最近では、男性が育児休暇を取得できる企業も増えてきていますね。

育休の見直しをすることはとても重要です。

他にも、LGBTQの人たちの4割程度が就職時にハラスメントを受けているという問題もあります。

LGBTQの人へ配慮をすることでたくさんの人材を確保することができます。

また、性的マイノリティーの方々の意見はとても貴重なものです。

職場での心がけでも、ジェンダー平等の実現に近づきます。

まとめ

今回は、ジェンダー平等についてでした。

すべての性別の人が平等に暮らすことができれば、世界中が大きく発展していくことに繋がります。

自分にできる小さな心がけから行っていくのも大切だといえますね。

目標6:「安全な水とトイレを世界中に」について解説

今回は、目標6についての解説です。

「水」というと、みなさんはどんなイメージをもつでしょうか。

飲み水として使うのはもちろん、手を洗ったりトイレで使われたりするなど生活には欠かせないものです。

家庭によっては、掃除の時にも使うことがあるかもしれません。

とても幅広い用途があります。

しかし、安全な水を手に入れるのはとても難しいことでもあります。

日本では、水道の蛇口をひねれば簡単にキレイな水が出てきますよね。

しかし、世界では清潔な水が手に入らず苦しんでいる国も多いのです。

以下で、具体的に解説をしていきたいと思います。

世界中で水の問題に苦しんでいる

冒頭で、世界中の多くの人が水に苦しんでいるということを書きました。

日本と世界では、大きな違いがあります。

日本では上下水道に分かれていますね。

雨水がダムや湖などに溜められて、しっかりと浄水されることによってキレイな水が手に入ります。使い終わった水は下水道に流れます。

下水については最終的に海や川に流されていきます。

しかし、その前に機械でキレイにするので環境を汚す心配が少ないのです。

それに対し、世界を見てみると排水の処理がきちんと行われていなかったり排泄物が混ざっていたりするケースがあります。

トイレについても、清潔ではないために安心して利用することができない状況です。

WHOでは、「1km圏内で一人当たり20リットル以上の水が確保できなければならない」としています。

しかし、実際には8億人以上の人が上記の条件を満たしていない現状です。

すぐに対応をして、問題を解決していく必要があるといえるのです。

目標6のターゲットについて

では、目標6にはどんなターゲットがあるのでしょうか。

以下にリストアップしてみました。※一部抜粋・編集

  • 安くて安全な水を、誰でも簡単に手に入れることができるようにする。(2030年までに)
  • 屋外で用を足す人がいなくなるようにする。
  • 2030年までに水質を改善する
  • 効率良く水が使えるようにして、水不足の人を減らす
  • 協力しながら、水の管理をしていけるようにする。
  • 生態系を守ったり、回復できるようにする
  • 国際協力を増やしながら、開発途上国が対応していけるようにする。
  • コミュニティの参加や強化をする。

上記の内容をみると、水がどれだけ人に影響を与えているかということがわかりますね。

人々はもちろんのこと、ほかの生態系などにも関係していることがわかります。

大切な動物や植物が絶滅しないようにするためにも、取り組みを進めていく必要があります。

病気のリスク

安全な水が手に入らないことによって、特に怖いのが「病気になること」だといえます。

上記でも書いたように、設備が不十分で浄水がしっかりと行われていないことにより問題が起こってしまうのです。

具体的には、下痢やコレラなどが挙げられます。

下痢と聞くと、それほど大したことはないと感じるかもしれません。

しかし、下痢は悪化すると命を落とす危険もあります。

実際に5歳未満では、年間36万人程度の子供が亡くなっています。

コレラについては早いうちに適切な処置を行うことで対応できます。

しかし、発展途上国では医療体制が不十分なこともありますよね。

そのため、しっかりと安全な水を届けていく必要があるのです。

水不足になる危険

安全な水を確保していくことも大切ですが、そもそも水自体が不足していくことも心配な部分です。

上記でも書いたように、普段の生活の中で水は欠かすことのできない大切なものです。

農業や工場などでは、特にたくさんの水が使われています。

1kgの牛肉を生産するためには、数万倍もの水が必要といわれています。

しかし、経済の発展や地球温暖化などの影響で水不足はさらに進むといわれています。

暖かくなって雪の降る日が少なくなれば水はどんどん無くなっていきますよね。

水不足が原因で、7億人もの人が住む場所を失ってしまうといわれています。(2030年までに)

しかし、水不足を防ぐためにできることはたくさんあります。

「トイレのレバーを使い分ける(大小)・風呂の残り湯を洗濯に使う」などは1つの例です。

小さなことではありますが、1人ひとりが工夫することも大切です。

水くみをする人

日本では、水道の蛇口をひねれば簡単に水を手に入れることができます。

しかし、国によっては水を得るために数時間歩かなければいけないところもあります。

それぞれの国で違いはあるものの、1日で1人あたり186Lもの水を使っているとされています。

水はとても重く、1Lあたり1kgの重さがあります。

長時間持ち運びをするのは大きな負担になってしまいます。

さらに問題なのが、女性や子どもの多くが水を運ぶ役割をしていることです。

女性や子どもだと、男性に比べて運ぶのが負担になりがちです。

また水を運ぶことに時間をとられてしまい、お金を得るための仕事ができなかったり教育を受けたりする機会も奪われてしまっているのです。

私たちがすべきこと

では、実際に私たちにはどんなことができるのでしょうか?

一人ひとりの心がけで状況を良くすることができます。

以下に挙げたので、参考にしてみてください。

清掃活動

1つ目は「清掃活動」です。

地域住民などが主体となって、ボランティア活動を行っているケースがあります。

川や海のゴミをなくしていくことで、よりキレイな水を手に入れやすくなります。

ゴミをポイ捨てするのは本当に良くないことです。捨てている人は軽い気持ちで行っているかもしれません。

しかし、それらのゴミが分解されるまでにはとても多くの時間がかかります。

人間はもちろん、海や川に生息する生き物にも大きな影響を与えます。

ポイ捨てをする人がいなくなるのが一番必要ですが、少しでも質の良い水が手に入るように清掃活動を行ってみるのも良いでしょう。

汚水の処理

工場であれば、汚水をしっかりと処理していくことも大切です。

汚れた水がそのまま海や川に出てしまうと、多くの家庭に影響が出てしまいます。

過去には、汚水の影響で約9000万世帯近くの家庭が断水をしたケースもあります。

万が一、汚水が出てしまうと非常に大きな問題となってしまうのです。

また水路を通じて、農作物などにも影響が出てしまいますね。

汚水については法律でも定められているので、比較的問題ないとは思います。

しかし物質ごとに基準が定められているので、注意しましょう。

排水に注意する

生活排水に注意することで、海や川をきれいにすることができます。

家庭でも簡単に実践できることなので、非常におすすめです。

たとえば、フライパンの油などは流す前に拭き取っておく工夫ができます。

お米の研ぎ汁は植物にあげることができますね。

シャンプーを使いすぎないことも良い心がけです。

小さな生活排水が出た場合、薄めて生き物が住めるようにするにはたくさんの水が必要になります。

日頃から注意して取り組んでいくようにしましょう。

世界の取り組み

世界中の人が清潔な水を使うことができるよう「ウォーターエイド」という取り組みもあります。

世界の34カ国で取り組みを行なっています。

ただ水を届けるだけでなく、それぞれの国に合った水の調達方法も考えています。

例えば、「ブルキナファソ」という国では現地にあるタイヤなどで井戸を作るよう提案しています。

現地で作り方を指導することによって、自分たちでたくさんの井戸を作ることができるようになります。

また、トイレの問題についてもワークショップを開催して村の人同士で共有する機会を作っています。

この活動によって、約2110万人の人が安全な水を使えるようになっています。

まとめ

水は人々の生活と大きく結びついているので、早く改善をしていかなければいけないものです。

しかし、まだまだたくさんの問題があるのが現状です。

途上国ほど深刻ではないものの、日本でも水に関する問題があるのは事実です。

1人ひとりがしっかりと向き合いながら、過ごしていけると良いですね。

目標7:「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」について解説

今回は、目標7についての解説です。

エネルギーというと、どんなイメージをもつでしょうか?

仕事をするにも欠かせませんし、小さいお子さんであれば勉強をするにもエネルギーが必要になります。

例えば、電気がつけられなければ文字を読むことはできませんよね。

最近ではタブレットを使って学習をしている人も多いはずです。

タブレットにも電気が必要です。

生活の多くの面で必要とされているのが、「エネルギー」といえます。

しかし今、「エネルギー」についてたくさんの問題が出てきています。

すぐに解決する必要があるとされているのです。

SDGsでも具体的なターゲットが定められて、これから取り組みが行われていくところです。

以下で、詳しく解説していきたいと思います。

エネルギー生産の問題点

現在たくさんの国で生産されているエネルギーですが、いくつかの問題点が出ています。

主に3つ挙げられます。

地球温暖化の原因になる

1つ目は地球温暖化です。

エネルギーを作る方法には、「二酸化炭素を排出するもの」と「二酸化炭素を排出しないもの」があります。

問題となるのが「石炭・天然ガス」などを使った二酸化炭素を排出する方法です。

このままのエネルギー生産を続けていれば、地球温暖化がますます深刻になってしまいます。

地球温暖化が進めばどんどん気温が高くなりますね。

南極の氷が溶けたり、島がなくなってしまうなどの被害に繋がってしまいます。

すぐに解決する必要があるのです。

森林伐採が起こる

2つ目は森林伐採が起きることです。

「エネルギーを作る事と森林伐採で何の関係がある?」と不思議に思う方もいるかもしれません。

森林伐採は主に、南アフリカなどの電気が供給されていない地域で起きています。

電気の代わりに木を燃やして燃料としているためです。

木を燃やせば明るくなりますし、ものを温めたりすることもできますよね。

森林伐採が行われると、植物がどんどん少なくなってしまいます。

植物が減ると光合成が行われず、二酸化炭素が増えてしまうので「地球温暖化」も進んでしまうのです。

安全なエネルギーが手に入らない

日本では、電気などの「クリーンなエネルギー」を使っている人が多くいます。

しかし、世界には安全なエネルギーが使えないために困っているケースもあります。

例えば、エネルギーを生むために「家畜の糞や木炭」などを使うことがあります。

上記の方法は有害な物質が出るのでとても危険です。

実際に、自宅の中で使うことによって1年で400万人近くの人が亡くなっています。

世界中の人にしっかりとエネルギーを届けていくことは大切です。

しかしそれに加えて、誰もが安心して使えるエネルギーを作っていくことも必要なのです。

目標7のターゲット

では、目標7には具体的にどんなターゲットがあるのでしょうか。

以下に挙げてみました。※一部抜粋・編集

  • 安くて信頼できるエネルギーを使えるようにする。
  • 再生可能エネルギーを増やす。
  • エネルギー効率を増やす。
  • エネルギーについてのインフラや技術への投資をさらに行う。
  • 開発途上国などを中心に、持続可能なエネルギーを供給できるよう技術を向上させていく。

ターゲットの中には「開発途上国」というように具体的に出ているので、より取り組みやすいといえますね。

アフリカや南アジアなどを中心に、電気を使えていない地域があります。

特に力を入れて向き合う必要があります。

注目すべき「再生可能エネルギー」

地球温暖化を防ぐために使われているものとして「再生可能エネルギー」が挙げられます。

具体的には「水力・風力・太陽光」などが挙げられます。

地球に優しく、先進国などでも使われています。

また「再生可能」という名前の通り、使っても無くなりにくいのが特徴です。

石炭や石油などからもエネルギーを作ることはできますが、このまま使うと50〜100年程度で無くなってしまうとされています。

その点、再生可能エネルギーは安心して使うことができます。

しかし、再生可能エネルギーにはデメリットもあります。

それは気候などによって手に入るエネルギーの量が変わってしまうことです。

例えば、太陽光発電であれば日が出ていない時はエネルギーが少なくなってしまいます。

風力も風が吹いていない時はエネルギー量が減ってしまいます。

そのためうまく組み合わせたり、普段から無駄なエネルギーを使わないように心がけたりすることが必要になります。

日本の問題点

エネルギーについて、日本が抱えている問題は主に2つあります。

  • 化学燃料を使い過ぎている。
  • エネルギーの自給率が低い。

まず、日本は80%以上のエネルギーを「化学燃料」に頼っています。

先ほども書いたように、化学燃料からエネルギーを作ると二酸化炭素が出てしまいます。

地球温暖化にも繋がります。

化学燃料を少なくして、地球にやさしくするように心がける必要があります。

2つ目はエネルギーの自給率が低いことです。

エネルギーの自給率は国によって違いますが、高い国では100%を超えているケースもあります。

それらの国では、必要なエネルギーを十分に作れていることになります。

しかし、日本では自給率が10%以下にとどまっています。

他の国と比べてもかなり少ない割合だといえますね。

とはいえ、「エネルギーの自給率が低いことはどうして問題なの?」と疑問に思うかもしれません。

答えとしては「他国のエネルギーは、いつまで貰えるか分からない。」といえます。

相手の国際情勢などによって、突然エネルギーが手に入らなくなることもあります。

とても不安定な状況なのです。

加えて、日本ではエネルギーを作るのに「化学燃料」が多く使われています。

主に化学燃料を輸入している中東は、紛争などもあって状況も悪くなりやすいです。

日本も自給率を高めて、しっかりとエネルギーを作れるようにしなければなりません。

企業への支援

企業でも再生可能エネルギーを生み出しているケースがあります。

会社の建物などに、太陽光パネルがついているのを見たことはないでしょうか?

「再生可能エネルギー事業支援」という取り組みが行われていて、企業が作ったエネルギーを国が買い取ってくれる制度があります。

収入となるので、企業にとってメリットは大きいですね。

また地方自治体などの取り組みを検索できたり、個別の相談会なども行なったりしています。

誰でも気軽に取り組むことができるのが特徴です。

個人でできること

では、私たち個人ではどんなことができるのでしょうか。

以下で具体的な例を挙げました。

日常生活の電気に気を配る

1つ目は、「日常生活の電気」に気を配ることです。

電気というと、「工場」などが多く使うイメージがあるかもしれません。

しかし実際は、「家」や「個人店」などが全体の3割近くを占めていることがわかっています。

そのため、1人ひとりが心がければ消費量を大きく減らすことができます。

「自分1人の取り組みで変わるのだろうか?」と不安になるかもしれませんが、エネルギーの問題を自分事として考えていくことは大切です。

交通の工夫

2つ目は交通についてです。

心がけていくことでエネルギーの消費量を減らすことができます。

まずは「アイドリングストップ」です。

最近の車には、「アイドリングストップ」の機能があって停車した時にエンジンも切れるようになっています。

エネルギーを節約できるので燃費が良くなったり、排出ガスが減るので地球温暖化を防ぐことができます。

また、電車やバスなどの「公共交通機関」を使うのも1つの方法です。

1度にたくさんの人を運べるので、エネルギー消費量を減らすことができます。

とても効果的な方法です。

まとめ

今回は「エネルギー」についての記事でした。

世界中の人が、安心してエネルギーを使えるように取り組みたいところですね。

まずは、自分ができそうなことに挑戦してみてはいかがでしょうか。

目標8:「働きがいも 経済成長も」について解説

今回は、目標8について解説します。

目標8は「労働」に焦点を当てたテーマとなっています。

「労働」は生活していく上で欠かせないものといえます。

しかし、失業率が高かったり働く人のモチベーションが高かったりするなどたくさんの課題を抱えています。

例えば、今でも世界中で年間330万人以上の失業者が出ています。

かなり多いといえますね。

他にも、劣悪な状況で働いていたり危険を伴う仕事をしていたりするケースもあります。

働く人のモチベーションが低いのは良くないですね。

具体的にどんな課題があるのか、深掘りしていきたいと思います。

ディーセントワークについて

目標8を語る上で欠かせないのが「ディーセントワーク」です。

ディーセントワークは「誰もが所得や社会保障・自己啓発などが得られる仕事に就くこと」をいいます。

例えば長い時間働いていても賃金があまりに低かったり、成長を実感できないような仕事はディセントワークとはいえません。

賃金が低ければ、どうしても長時間労働になりやすいです。

長い時間働きすぎると、体を壊してしまうかもしれません。

ディセントワークを実現するためには、働く人の健康も維持できることが大切です。

他にも、仕事が退屈すぎて働く人のモチベーションが低いのも問題です。

働く人のモチベーションが低いと生産性が下がってしまうので、世の中にとってもマイナスとなります。

とはいえ、働く人が自力でモチベーションを上げるのはかなり難しいといえます。

そのため、経営者側が工夫をして楽しめるような環境を作ることがとても大切です。

ターゲットを解説

次に、目標8のターゲットについて解説していきます。※一部編集・抜粋

  • 後発開発途上国は年7%以上の成長率を維持する。
  • 多様化、技術向上などを使って生産性を高くしていく。
  • 開発重視型の政策を促進したり、金融サービスへのアクセス改善などを通して零細企業などを支援していく。
  • 経済成長と環境悪化の分断を行う。
  • 若者や障がい者を含むすべての人を、完全で生産的な雇用の対象とする。
  • 就労や就学、職業訓練を行っていない人の割合を減らす。
  • あらゆる形で子供に労働させないようにする。
  • 安全に働けるような環境を促進する。
  • 地方の文化振興などを中心に、観光業を促進するための政策を行う。
  • 銀行取引や金融サービスへのアクセスを拡大する。
  • 貿易の援助を拡大していく。
  • 若年雇用に関する世界協定を進めていく。

十分に働けていない人が多くいるという現状もあり、誰もが安心して雇用されるターゲットが作られています。

経済成長についても、ITなどを上手に使うことで生産性を高められることが分かっています。

今後は、どんどん活用していくべきだといえるでしょう。

また、地方には名産品を中心に現地ならではの物が多くあります。

ターゲットにもあるように、上手にPRしながら経済成長を目指していきたいですね。

働けないと貧困につながる?

働くことができなければ、たくさんの影響が出てしまいます。

目標1では「貧困をなくそう」というテーマについて解説しました。

しかし、貧困をなくすためには労働環境もしっかりと整備していかなければなりません。

職に就くことができなければ収入がありませんので、当然貧困に繋がってしまいます。

また危険な仕事を続ければケガをしたり、体調を崩してしまうこともあります。

補償があるケースもありますが、収入も少なくなりがちです。

世界中の人が、しっかりと働けるようになることは「目標1」を達成するためにも必要なことなのです。

失業率について

また、失業率の水準がとても高いのも不安なところです。

冒頭でも述べたように数百万人以上の失業者が世界中で生まれていることからも、しっかりと向き合わなければいけない問題です。

失業率を下げるためには、経済成長を目指していくことがとても大切です。

経済成長をすると失業率が下がることは「オークンの法則」ですでに実証されています。

企業でも、業務効率化などをどんどん進めながら経済成長していけるように心がけていきましょう。

格差が生まれている

良い労働環境で働けている人がいる一方で、劣悪な環境で仕事をしているケースも多くあります。

特に問題なのが「児童労働」です。

児童労働は給料がとても低かったり、苦しい思いをしながら働いていたりするケースが多くあります。

さらに幼い頃から働くことで、教育を受ける機会まで無くなっているのです。

教育を受けていないと、大人になってからも良い条件で働くことが難しくなってしまいます。

結果として、つらい働き方を続けなければいけないのです。

社会への不満が高まることで、最悪の場合犯罪などに手を染めてしまうことも考えられます。

早急に対応していく必要があります。

また、女性の失業率が高いことも問題です。

日本では性別による格差は多くないものの、世界を見ると男女で大きな格差があることが分かっています。

例えば、アフリカの一部地域では女性の失業率が男性の2倍になった年があります。

南アジアでも、脆弱雇用率は女性の方が男性よりも10%以上高くなっています。

最近では女性の社会進出がどんどん進んでいることからも、安心して働ける環境にしていくことは大切ですね。

日本の状況

経済成長率を見ると、日本はかなり低い状況であることがわかります。

世界の多くの国でGDPがプラスとなっている中で、日本はマイナスを記録していた時期がありました。(1995〜2015年)

さまざまな政策を打ち出しながら、今後はより改善をしていく必要があるといえます。

また、働き方という点でも課題がありますね。

最近では、「フレックスタイム制」「リモートワーク」など働きやすい環境が増えてきました。

とはいえ、今でもブラック企業があったり長時間労働を強いられているケースもあります。

社内でパワハラなどが行われているようでは、ディーセントワークを実現することは難しくなるでしょう。

コロナ禍もあり経済成長という面では大変なことも多いかもしれません。

しかし、できることから1つずつ取り組んでいくことはとても重要です。

企業の取り組み

では、具体的に日本の企業ではどんな取り組みを行なっているのでしょうか?

以下に代表的な例を3つほど挙げました。

日本郵政

1つ目は日本郵政株式会社です。

働く人が楽しみながら、個性を発揮できるような工夫がされています。

注目すべきなのが、「労働者の格差を少なくしていること」です。

女性の役員を増やしたり障がい者雇用を積極的に進めています。

SDGsともかなり関連しているので、多くの企業が見本にするべきだといえます。

ヤクルト

2つ目は株式会社ヤクルト本社です。

ヤクルトの代名詞ともいえるのが配達員である「ヤクルトレディ」ではないでしょうか。

主婦が親しみやすいという理由から始まったサービスですが、女性雇用という点でも良いものだといえますね。

女性の雇用を増やすだけでなく就労環境にもしっかりと気を配っているのは素敵なところです。

富士ゼロックス

3つ目は、富士ゼロックス株式会社です。

目標8に合わせた独自のプランを掲げているのが特徴です。

従業員がより働きやすくなるように「ダイバーシティー&インクリュージョン」を進めたり、健康経営を進めながら元気でいられるように配慮しています。

まとめ

目標8についての解説を進めてきました。

「働きがい」と「経済成長」はどちらも両立していくことが大切です。

一方が欠けてしまうだけで、実現することがとても難しくなります。

目標8については、経営者の取り組みが多くなるかと思います。

労働者の目線に立ちながら、必要なものを考えていけると良いですね。

目標9:「産業と技術革新の基盤をつくろう」について解説

SDGsの目標9は「産業と技術革新の基盤をつくろう」です。

目標を見ると難しい言葉がたくさん並んでいて、よくわからないという人もいるかもしれません。

基本的には、列車や電気などのインフラに関する「産業」をしっかりと作っていくこと。

そして今ある技術だけではなく、今後さらに良くしていくために技術革新を行うものになります。

産業と技術革新については、すでに十分に足りているのではないか?と感じている人もいるかもしれません。

もちろん、日本ではかなり十分に足りているといえるでしょう。便利な生活ができていますよね。

しかし、すべての国が同じような状況にあるわけではありません。

今回は発展途上国の現状なども踏まえつつ、目標9について解説していきます。

テーマについて

目標9のテーマの中には、「強靭(レジリエント)なインフラ構築」という言葉が挙がっています。聞き慣れない言葉ですし、何のことを言っているのかよくわかりませんね。

「強靭」というと、とても強いものをイメージするかと思います。

絶対に壊れない電車だったり、工場のことを言っているようにも感じられるかもしれません。

しかし、強靭(レジリエント)は早く復活することができるという意味合いをもっています。

壊れないインフラは理想ではありますが、実際は自然災害などの力によって壊れてしまうことはあります。

壊れないものを作るのは、かなりレベルの高いことなのです。

そうではなくて「壊れても、すぐに作り直すことができるインフラを作りましょう」というように挙げられています。

ターゲットを解説

目標9のテーマの中には、「強靭(レジリエント)なインフラ構築」という言葉が挙がっています。聞き慣れない言葉ですし、何のことを言っているのかよくわかりませんね。

「強靭」というと、とても強いものをイメージするかと思います。

絶対に壊れない電車だったり、工場のことを言っているようにも感じられるかもしれません。

しかし、強靭(レジリエント)は早く復活することができるという意味合いをもっています。

壊れないインフラは理想ではありますが、実際は自然災害などの力によって壊れてしまうことはあります。

壊れないものを作るのは、かなりレベルの高いことなのです。

そうではなくて「壊れても、すぐに作り直すことができるインフラを作りましょう」というように挙げられています。

  • 質が高く、すべての人が信頼できるインフラを開発する。
  • 包摂的で持続可能な産業を促進する。
  • 開発途上国への安価な資金貸付などの金融サービスや市場へのアクセスを拡大する。
  • インフラ改良や産業改善で、持続可能性を上げる。
  • 科学研究を促進したり、技術を向上させる。
  • 強靭(レジリエント)なインフラを作る。
  • 国内の技術開発やイノベーションを支援する。
  • 開発途上国が、普遍的で安価なインターネットアクセスをできるようにする。

ターゲットを見てみると、開発途上国に対してのものが多くあることがわかります。

これは、目標9だけに限らずSDGs全体にいえる傾向だともいえるでしょう。

注目すべきなのが、国内の技術開発についてもターゲットが定められていることです。

先進国で、ある程度の技術があれば大丈夫だと満足してしまいそうなものです。

しかし、常に向上心をもって技術開発を行うことが大切だとされているのです。

開発途上国の現状

では、実際に開発途上国の現状はどのようになっているのでしょうか。

私たちの生活では想像できないほど、悲惨な状態であるといえます。

まず、最初に挙げられるのが「電力」です。

安定的に電力が届いていないために、生活が困難になっている人が20億人以上います。

日本の人口が1億3000万人程度であることを考えると、どれだけ多い数なのかがよくわかるはずです。

電力がないというのはとても危険です。皆さんの生活でも考えてみてください。

周囲が何も見えなかったとしたら、どこかにぶつかってしまうこともあるでしょう。

ケガのリスクはとても高くなります。

また、文字を読むこともできません。勉強ができなくなるので学力もどんどん下がってしまいます。

他にも、トイレなどを中心としたインフラが整っていないために不衛生な環境で過ごしている人もいます。

トイレの環境が整っていないと、汚れた水を口にする危険があるので下痢などの病気にかかってしまう可能性もあるのです。

さらに、水を手に入れることも難しくなっています。

日本をみると、水道をひねれば簡単に水が出てくるかと思います。

しかし開発途上国では水道がないために、毎日遠くまで歩いて水を汲みに行っているケースがあります。

水は重いですし、遠くまで取りに行くのはかなり時間がかかります。

結果的に子どもが働かなくてはいけなかったり、教育を受けることができないなどいろいろな問題が起きてしまっているのです。

インフラを整えるメリット

では、インフラを整えることにはどんなメリットがあるのでしょうか。

もちろん、上記に挙げたような「生活」をよくするメリットはたくさんあります。

しかし、その他にも良さはたくさんあります。

たとえば、「企業」にフォーカスして見てみましょう。

インフラが整えば、短い時間でたくさんの仕事ができるようになります。

生産性は上がりやすくなりますね。

生産性が上がれば、企業の収益も上がることになります。

結果的に、たくさんの人を雇えるようになるのです。

また、生産性が高まれば長時間労働をする必要もなくなります。

働く満足度も上がることでしょう。

雇用が増えれば、結果的に多くの人が仕事に就けるようになります。

きちんと働いて、収入を得ることができるようになるのです。

収入があれば、生活の質も自然と上がっていきます。

SDGs目標4に挙げたような「質の高い教育」を受けさせることも可能になるのです。

技術革新

これまで、産業について詳しく解説してきました。

では、技術革新という面ではどんなものがあるのでしょうか。

具体的な取り組みを2つ挙げてみました。

これまで、産業について詳しく解説してきました。

では、技術革新という面ではどんなものがあるのでしょうか。

具体的な取り組みを2つ挙げてみました。

これまで、産業について詳しく解説してきました。

では、技術革新という面ではどんなものがあるのでしょうか。

具体的な取り組みを2つ挙げてみました。

自動運転

1つ目は自動運転の技術です。

今でも、よく話題になっていますよね。

自動運転が進むと、主に「道路インフラ」を整備することができるようになります。

例えば、渋滞は道路の問題の1つです。

渋滞は車間距離がしっかりと取れていなかったり、1台が間違ったタイミングでブレーキを踏むことによって起こることがあります。

しかし、自動運転があれば車間距離をしっかりと保ってくれます。

機械によるブレーキなので、正確なタイミングで行うことができます。

1台だけが自動運転でも意味がないのではないか?と感じるかもしれません。

しかし、そんなことはありません。

1台がしっかりと車間距離を保つことができれば、後続車の渋滞を防ぐことができます。

1台でも効果はとても大きいのです。

品種改良

品種改良の技術を高めることも大切です。

基本的に、果物や野菜は季節によって取れるものが違います。

そのため、国の気候によっては手に入らないものも出てきます。

しかし品種改良によって気候変動に強いものが作れれば、どの国でも手に入れることができるようになるのです。

結果的に低コストで栽培できるので、食料問題なども解決することができるようになります。

具体的な日本企業の取り組み

株式会社エネルギアコミュニケーションズ

地域のPRなどを中心に行なっていて、商品の販売促進などにつながっています。

地域の活性化によって経済成長ができていたり、産業のイノベーションに成功したりしています。

株式会社虎屋本舗

老舗の虎屋では、和菓子教室を行なっています。

多くの人に和菓子のよさを伝えることができるので、和菓子の文化が今後も途絶えないようにすることができます。

地域の人々が集まる機会が作れているのも、良い点だといえるでしょう。

まとめ

今回は、目標9についての解説でした。

開発途上国への支援はもちろんのこと、現状に満足せずに技術革新を行なっていくことはとても重要なことです。

全ての人が、より良い生活をしていけるように多くの支援をしていくことは重要ですね。

2030年までに達成できるよう、取り組んでいきましょう。

目標10:「人や国の不平等をなくそう」について解説

目標10は「平等」にテーマをあてた内容となっています。

「平等」と聞くと、どんなことをイメージするでしょうか。一人ひとりが同じように大切にされていて、誰もが満足しているような社会に感じますね。

良い印象を持つ人も多いかもしれません。

しかし、実際はそういった平等を実現しているケースはとても少なかったりします。

この記事では「どんな部分で不平等が起きているのか」「2030年までにどんなことに気をつければ良いのか」などについて詳しく深掘りをしていきたいと思います。

目標10のターゲットについて

目標10では、どんなターゲットが設定されているのでしょうか。

他のSDGsの内容と同じように、今回も詳しい内容が書かれています。

以下で具体的に解説していきます。 ※一部編集・抜粋

  • 所得下位40%の人の所得成長率について、平均を上回るようにする。
  • 経済や政治的な平等を増やす。
  • 機会を同じようにして、不平等をなくしていく
  • 税金や社会保障などでさまざまな政策を作る。
  • 取引などについての規制を強めていく。
  • 開発途上国が参加できるようにしたり、発言権をもつことができるようにする。
  • 移民について、安全に住むことができるように対応していく。
  • 発展途上国などに資金を入れていく。
  • 送金コストを下げる。

不平等というと、お金の面を想像する人も多いかもしれません。

しかし上記を見ればわかるように、お金以外にも様々な面で平等を実現することができます。

SDGsの他の目標についても言えることですが、先進国と発展途上国の間には大きな格差があります。

ターゲットにも移民や取引などの面で、発展途上国の方々を守るような内容が多く書かれていますね。

不平等な事例

では、実際にどんな部分で不平等が起こっているのでしょうか。

国という面では、上記でも挙げたように「先進国」と「発展途上国」の間での不平等が起こりやすかったりします。

しかし、国だけに限らず予想以上に多くの部分で不平等が起きていることがわかります。

1つ目は「富」についてです。

現在、世界でトップ8人の資産が貧しい人の36億人分にあたる資産であることが明らかになっています。

トップ8人の中には、マイクロソフトで有名な「ビル・ゲイツ」やフェイスブックで有名な「マーク・ザッカーバーグ」などが名を連ねています。

誰もが名前を聞いたことのある、有名な資産家でしょう。

もちろん彼らが成し遂げた功績は大きいので、それなりの資産をもつのもある意味当然だといええます。

しかし貧困の人に焦点を当ててみると、1日2ドル以下というとても少ない金額で過ごしているケースもあったりします。最低限の生活をするのも難しいと考えられます。

富についても、ある程度平等に分配して誰もが満足できるような生活にしていく必要があります。

移民

移民に対する差別も根強くあります。特に仕事の面での差別が大きいといって良いでしょう。

移民に対しては、長時間で過酷な労働でありつつも見合った給料がもらえずに苦しんでいるケースが多くあったりします。

移民であるかどうかに関わらず、平等な給料をもらえるようにしていくことは欠かせないことだと考えてよいです。

また移民の方の給料が安いとなると、発注する人も移民に対して仕事をお願いすることが多くなってきます。とにかく安く済ませたいという発注者の人も一定数いますよね。

そうなると、移民とそうでない人との仕事の量にも不平等が出てきてしまうことになります。

給与という部分でももちろんですが、仕事量という面でも着目していく必要があります。

見た目

見た目の面でも不平等が起きることがあります。

見た目については誰が良くて、誰がよくないというように表されるものではありません。

しかし、アジア人というだけで海外に行った時に差別を受けるケースもあります。

同じように過ごしているにも関わらず、見た目が違うだけで不平等を感じるのは良くないことだといえるでしょう。

また、白人と黒人で仕事の内容に差が出てきてしまったり待遇が違ったりするのも良くないことです。

肌の色の違いに関わらず、過ごしていくことはとても重要だといってよいでしょう。

人種や肌の色については、変えることができません。

そのような、生まれつき決まっているもので判断されてしまうのは良くないことだといえますね。

性別

性別についての不平等をなくしていくことも欠かせません。

以前は女性というだけで昇進が難しかったり、女性が社会進出することが大変だったことがありました。

最近では、女性の管理職が増えてきたり「育休・産休」なども整備されていて誰もが社会進出できるような環境になってきました。

以前は「男は外で働く・女性は家のことをする」といった風潮がありました。

しかし「主夫」という言葉がでてきたように、男女関係なく自分のすることが選べるようになってきています。

改善してきているといえるでしょう。

しかし、まだまだ男女の不平等はあるといえます。

例えば、政治家を例に取ると女性議員の数が男性議員に比べて大きく少なかったりします。

すぐに改善していく必要があります。

障がい

障がいを持つ人に対しての「差別」をなくしていくことも重要なことです。

障がいを持つ人は健常者に比べて、生活を送ることが大変だったりします。

そのため、平等を実現するためにさまざまな工夫をしていく必要があります。

有名なのが「バリアフリー」でしょう。

バリアフリーにはさまざまな種類のものがあります。代表的なのが階段の横にスロープを作ったり車椅子の人が動きやすくなるように「手すり」を設置するものでしょう。

ちょっとした工夫をするだけで障がいを持つ人が生活しやすくなります。平等を実現しやすくなるといって良いでしょう。

また、仕事という面でも平等を実現していくことが大切です。障がいをもっていると作業に時間がかかったり健常者の人と同じように働くことが難しいことがあります。

しかし、障がい者だからこそできることもたくさんあります。

障がいを持つ人も活躍できるように、環境を整えることが重要でしょう。

宗教

宗教にとっても、不平等をなくしていくことが必要です。

国によっては、少数派の宗教信仰者が差別を受けていたり暴力事件に巻き込まれているケースがあります。

最近では、いろいろな国で信教の自由が保障されてきているので宗教による対立を早くなくしていくことが重要だといえるでしょう。

生活習慣

生活習慣については、特に先進国と発展途上国で大きな格差があったりします。

例えば「水」を例に取ると、先進国では多くの国で水道が整備されていて蛇口をひねれば簡単に水を手に入れることができます。

しかし、発展途上国では水を手に入れることが難しく何キロも歩かなければいけないケースもあります。こうした仕事を小さな子どもが行っているケースもあります。

先進国で子どもが教育を受けている一方で、発展途上国では子どもが労働をしているというのは不平等だといえるでしょう。

また、衛生面でも問題は多くあります。

例えば、発展途上国では下水が川に流れ込んでしまい安全な水を確保できていないこともあります。

誰もが安心して過ごすことができるように、生活習慣や環境を整えていくことはすぐに取り組むべきことだといえます。

まとめ

今回は、目標10についての内容でした。

人や国の不平等をなくしていくことで、誰もが安心して過ごすことができる良い世の中になることは間違いないでしょう。

全員で協力をしながら、2030年まで取り組んでいきましょう。

目標11:「住み続けられるまちづくりを」について解説

今回はSDGs 目標11の「住み続けられるまちづくり」についてです。

住み続けられるまちというと、みなさんはどんなものを想像するでしょうか。

絶対に倒れない柱や、壊れたりしない建物を想像するかもしれません。

しかし、「住み続けられるまち」は上記のものを指しているわけではありません。

たくさんの自然災害がありますから、建物が壊れてしまうのは仕方のないことです。

建物やインフラが壊れたときにいち早く復帰できる力(レジリエント)を備えた街が「住み続けられるまち」となります。

「住み続けられるまち」について、さらに深掘りして解説をしていきます。

「住み続けられるまち」とは?

冒頭で、早く復活できる街こそが「住み続けられる街」と書きました。

住み続けられる街には、他にもいろいろな意味があります。

災害に強い

まずは、災害に強いということ。

建物だけではなくて「食料品」や「防災訓練」などを通して、災害が起きる前にたくさんのことを準備しておくことが大切です。

食料品については、町内会などで大きな物置を見たことがある人もいるかもしれません。

「備蓄倉庫」といって、災害が起きたときに必要なものが取れるようになっています。

食料や水、発電機など生活に必要なものが入っていますから安心ですね。

また、防災訓練についても積極的に行っている街があります。

町内放送をかけて、市民が日頃から行うことで災害が起きた時も落ち着いて対応できるようになります。

災害が起きた時のことを常に考えて動いておくことは、住みやすいまちづくりをする中で

とても重要なものとなっています。

スラム

スラムの問題もあります。

日本では少ないですが海外ではたくさんあり、大きな問題となっています。

都市部の横にあるケースでは、貧富の差によって富裕層が被害にあっていることも多くあるのです。

スラム街には生活に必要なものが揃っているとはいえませんし、住んでいる人も精神的に不安定です。

「住みやすいまち」とはいえませんね。

貧富の差をできる限り少なくして、誰もが安心して暮らすことができるように配慮していく必要があるのです。

インフラ

インフラが整っていることは、「住みやすいまち」を作っていく上でとても大切なことでしょう。快適に過ごすことができるので、とても良いことだと思いますよね。

都市部などはインフラが整っている点で、すばらしい部分も多いです。

しかし、注意が必要なのが「排気ガス」などの大気汚染です。

特に車などが増えてくると排気ガスの量も大きくなりますから、健康被害が出ることも考えられるのです。

最近では電気自動車なども開発されていますから、排気ガスを減らすための取り組みはどんどん増えてきているといえます。

しかし、インフラによるデメリットも全員が意識しつつ取り組んでいく必要があるでしょう。

2030年までの欠かせない課題だといえます。

街の魅力

昔に比べて、都市部に移住する人も増えています。

そのため、地方では空き家ができてしまって住む人がいなくなったり、商店街の店が閉まっているような状況がみられます。

高齢者ばかりの町になっているケースもあるため、労働人口が減ってしまったりしています。

しかし、上記のようなケースはすみやすい街とはいえません。

たくさんの人が街に来たくなるように工夫をしていく必要があります。

空き家をリノベーションして魅力的なものにしたり、商店街では地域の名産品を積極的に売るなど地域ならではの魅力を押し出していく必要があります。

都市部にはないような魅力をたくさん出していくことが重要です。

地域の繋がり

地域の繋がりについても、住みやすい街を作る上で重要です。

災害などがあったときに、1人で解決することはとても難しかったりします。

そのため、地域の人同士で繋がりを作って助け合っていくことが重要だといえるでしょう。

地域の繋がりについては最近では少しずつ薄くなっているといえるかもしれません。

しかし、「自治会」の活動や食べ物をおすそ分けするなど地域の繋がりを大切にしているところもたくさんあります。

自分のできる範囲で、周囲との繋がりを増やしていくことが大切です。

目標11のターゲット

では、目標11には具体的にどんなターゲットがあるのでしょうか。

実際に見てみましょう。※一部抜粋・編集

  • 基本サービスのアクセスを確保して、スラムを改善する。
  • 公共交通機関を改善して、誰もが使いやすくなるようにする。
  • 人間居住計画や管理の能力を上げる
  • 自然遺産などを、さらに守ることができるようにする。
  • 国内総生産の損失などを減らしていく。
  • 大気汚染や廃棄物などに配慮する
  • 緑のある場所や公共のスペースなどに、簡単に行けるようにする。
  • 都市部や農村部などが、仲良くつながれるようにする。
  • 災害リスク管理などを、しっかりと行っていく。
  • 建物を強固なものにしていく。

ターゲットに書いてあることは難しいものに感じるかもしれませんが、どれも1人ひとりの心がけで改善できるものばかりです。

積極的に取り組んでいくようにしましょう。

誰でも住みやすくするためにするために

ある特定の人だけにとって快適でも、それは「住み続けられるまち」とはいえません。

子供からお年寄りまで、性別を問わず住みやすくある必要があります。

では、そんな街を作るためにはどんな工夫をすることが大切なのでしょうか。

交通機関の充実

最初に必要なのが、「交通機関」を充実させることです。

特に高齢者などは、遠くまで移動するのに時間がかかったり足が悪くて動くのが難しかったりします。

ですので、簡単に移動できるような交通機関を作っておく必要があります。

「電車」「バス」などはもちろんですが、駅やバス停に行くのさえも難しい場合もあります。

自宅近くまでタクシーを呼ぶことができるように、配慮することも大切でしょう。

バリアフリー

障がい者に向けて、バリアフリーを整備しておくことも重要です。

例えば階段がたくさんある街だと、車椅子を使っている人は移動がしにくかったりします。

階段の横にスロープをつけるなどの工夫をして解決をするのが良いでしょう。

また、視覚障害者の方に向けて駅を整備する方法もあります。

全盲の方が、駅のホームから落ちてしまう危険な事故も起きています。

柵を作るなどして、視覚障がい者に向けた支援もしていく必要があります。

ホームの柵は最近は増えていますが、住み続けるまちづくりには欠かせません。

企業の取り組み

住み続けられる街を作るために、企業でも取り組みがされています。

例えば、制服リユースの「リクル」では制服を引き取り、交換会を行っています。

いらなくなった制服を無料で引き取ってもらえる上に、新しく貰える人もタダで受け取ることができるのです。

上記の取り組みはゴミを減らすことができるという点でも、メリットがあります。

また、住みやすいまちづくりという点でも制服をきっかけとして地域の繋がりを増やしていくことができます。

企業がSDGsに参加していくことでも、とても良いことだといえます。

まとめ

住み続けられる街を作っていくことはとても大切です。

日本の災害もここ数年でどんどん増えていますので、災害にも耐えられるような素敵な街を作る必要があります。

災害に強い街を作るためには1人ひとりの意識はもちろん、企業などもSDGsの観点から業務に取り組んでいく必要があります。

日々の小さな心がけによって、2030年までに変えられるようにしていきましょう。

目標12:「つくる責任 つかう責任」について解説

目標12は「つくる責任 つかう責任」となっています。

私たちは普段、何気なく買い物をしたり何かを食べたりするかもしれません。

しかし今後もそのような当たり前の生活をするためには、エネルギーや必要なものの量が足りなくなってしまうといわれています。

この記事は誰もが「つくる責任 つかう責任」を意識して生活するために、どんな点に気をつけるべきなのかについて詳しく解説をしていきます。

2分程度で簡単に読むことができますので、ぜひ参考にしてみてください。

「つくる責任 つかう責任」のターゲットについて

SDGsでは、それぞれ目標のほかにターゲットが設定されています。

目標12は以下の内容になっています。※一部抜粋・編集

  • 先進国がリードする形で、10年単位の計画を作っていくようにする。
  • 天然資源については、効率的に使うことができるようにする。
  • 一人あたりの食品ロスなどをなくしていく。
  • 人体に悪い影響を与える物質量を減らしていく。
  • 再利用や再生利用を使って、ゴミを減らしていく。
  • 持続可能な取り組みを大企業などがしっかりと報告できるように促す。
  • 公共調達を促す。
  • 持続可能なライフスタイルなどを、多くの人が意識できるようにする。
  • 持続可能にするための技術革新を補助できるようにする。
  • 環境に関する影響を測ることができるようにする。
  • 貧しい層やコミュニティーなどへの影響を最小限にしていく。

ターゲットを見ると、再利用や持続可能などのワードが多くあることに気づくはずです。

「1度使って終わり」ではなく、何度も使えるような商品を作ることで問題を解決することに繋がりそうですね。

大きな問題となっている食品ロス

最近特に多いのが「食品ロス」です。

発展途上国などで十分に食事をすることができない人たちがいる一方で、先進国ではたくさん買いすぎて食品のゴミが増えているケースがあるのです。

また、1度は買ったものの好き嫌いがあるために捨ててしまうケースもあります。とてももったいないですね。

他にも、野菜の皮を剥くときに食べられる部分まで削ってしまいゴミとなっていることもあります。

食品ロスについては、1人ひとりが心がけることで解決できることばかりです。

冒頭で書いたように、今後人口が増えてくれば飢餓の問題はさらに多くなってきますから今のうちに食品ロスを減らす方法を考えなければいけません。

企業でできること

今後の地球のことを考えるにあたって、企業でできることはたくさんあります。

例えば包装を減らすことがその1つでしょう。

華やかな包装にすれば商品をよりよく見せることができます。また、ものを送る距離などによっては緩衝材などを入れて対応する必要があるかもしれません。

必要な包装は大切かもしれませんが、ムダに使いすぎてしまうと環境にとってよくないです。

できるかぎり減らして対応していくことが大切です。

また、温室効果ガスに気を配るのも重要なことです。

温室効果ガスは地球温暖化の原因にもなりますので、環境にとって悪いものだといえます。

たとえば車だとハイブリッド車や電気自動車を積極的に開発するのも1つでしょう。

環境に配慮した商品を作れば、SDGsを実現しやすくなってきます。

自分たちでてきること

では自分たちではどんなことができるのでしょうか。

身の回りのちょっとしたことに配慮するだけでも、環境へ良い影響を与えることができます。

以下で具体的な例を挙げました。

マイバック

1つ目はマイバックを用意することです。

最近では、マイバックを持っている人もかなり増えています。以前よりも浸透してきたように感じますね。

マイバックが普及する前は、スーパーなどで買い物をした際に無料でレジ袋がついてきたりしました。

しかしレジ袋が有料化となり、ビニール袋のゴミを減らすように配慮されています。

何気なく使っているゴミ袋ですが、石油をたくさん使ったり人体や生き物への悪い影響があるといわれていて、あまり良いものではありません。

マイバックの取り組みは、今後も続けていくことが大切です。

分別の意識

2つ目は分別の意識です。

分別をすることで、ゴミをリサイクルすることができるようになります。

ゴミが出てしまっても、そのゴミから違う商品を作ることができれば特に問題ありませんよね。

分別はかなり面倒ですが、ちょっとした意識でゴミを減らすことができるので効率的です。

商品の選び方

商品を選ぶ時も、工夫をすることができるはずです。

たとえば、2回目に同じシャンプーを買うときは「詰め替え用」にすることで環境に配慮することができるはずです。

先程あげたビニール袋と同じように、シャンプーのボトルにはプラスチックが使われています。

そのためできる限りボトルで買う回数を減らすことが大切なのです。

詰め替えの作業は少し大変かもしれませんが、ぜひ積極的に取り組んでいきましょう。

賞味期限と消費期限の違い

食品がいつまで食べられるのかを知っておくことは重要です。

特に「賞味期限」と「消費期限」の違いを知らないと、食品ロスを大きく増やしてしまう可能性があります。

賞味期限は「美味しく食べられる期限」のことです。

ですので、味は落ちるかもしれませんが食べることは可能です。

賞味期限が切れても、できる限り食べて消費するようにしましょう。

また、消費期限は「安全に食べられる期限」のことです。

賞味期限とは違い、消費期限を過ぎたものは食べてはいけないということです。

漢字も似ているので、つい間違えそうになりますがしっかりと見分けていくことが大切です。

買いすぎに注意

基本的なことではありますが、「必要なものを必要な分だけ買う」のはとても大切なことです。

衝動買いのような形で、欲しいものがあるとつい買ってしまいそうになりますよね。

しかし本当に必要なものでなければ、いずれ使わなくなりゴミとなる可能性があります。

できるだけじっくりと検討して、本当に欲しいものなのかを考えるようにしましょう。

地方の様子

地方でも、環境のことを考えてさまざまな取り組みが行われています。

2つの事例を紹介したいと思います。

茨城県つくば市

1つ目は、「茨城県 つくば市」です。

つくば市では地産地消に力を入れています。

地産地消とは、自分たちが作ったものを自分たちで消費するということです。

循環型社会の考え方を市民が実感できるので、良い取り組みですね。

また、作ったものを他の場所へ送る必要がないので輸送コストやエネルギーを削減することができます。

環境にやさしい取り組みだと言って良いでしょう。

石川県小松市

石川県小松市では、独自でリサイクル率の引き上げをしています。

具体的な数値として市民にもわかりやすくなるので、メリットはかなり大きいです。

また「食べ切り運動」として残さず食べるための活動も行っています。

フードロスを減らすことができる点で、とても効果的です。

企業の様子

企業でも取り組みを行なっている様子が見られます。

ユニクロ

大手衣料メーカーの「ユニクロ」では、服を回収して被災地などに届ける活動を行っています。

少し汚れがついたり、サイズが合わなかったとしても十分洋服としての役割を果たすことができます。

回収BOXが設置されているので、誰でも気軽に活動に参加することができます。

まとめ

今回は、目標12について解説しました。

地球という大きな規模で考えると、改善するのが難しいと感じるかもしれません。

しかし、1人ひとりの小さな心がけで環境を良くすることができます。

ぜひ今回の記事を参考に、取り組んでみてくださいね。

目標13:「気候変動に具体的な対策を」について解説

目標13は気候変動についてです。

「地球温暖化」などの言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

  • 気候変動ってどんなものなの?
  • 具体的に、私たちはどんな対策をとればいい?

上記のように考える人に向けて、記事を書いていきたいと思います。

3分程度で簡単に読むことができますので、ぜひ見てみてください。

気候変動とは

気候変動は、その名の通り「地球の気候が変わってしまうこと」をいいます。

気候変動には主に2種類あります。自然が由来となっているものと、人の影響を受けて気候が変わってしまうものです。

自然が由来となるものとしては、火山の噴火などが挙げられます。とはいえ、火山の噴火などについては人の力ではどうしようもないことだったりしますよね。

目標13で特に着目されているのが、「人によるもの(地球温暖化など)」です。

世界中の気温がどんどん上がっているために、早めに対策をしなければいけないと世界中で話題になっているのです。

昔は「エアコンがいらない」などと言われていた時代もありましたが、最近は猛暑日も多くエアコンが必須だったりしますね。

気温の上昇を抑えるためにも、早めに対策をしなければいけません。

目標13のターゲット

では、目標13には具体的にどんなターゲットがあるのでしょうか。

以下で詳しく挙げましたので、参考にしてみてください。※一部抜粋・編集

  • 災害や気候の変動が起きた時に、しっかりと対応していけるようにする。
  • 気候変動について、国ごとに計画を立てて対応していく。
  • 気候変動に関する教育などについても、しっかりと力を入れていく。
  • 開発途上国のニーズにもしっかりと対応していくようにする。
  • 女性や青年、地方などのコミュニティーも含めるようにする。

気候変動について、世界中で対応していく姿勢が見られるターゲットだと感じます。

1人ひとりの心がけによって、気候は良い方向に変えていけそうです。

主な原因

では、気候変動の原因はどんなものが挙げられるのでしょうか?

上記で挙げたように、SDGsでも気候変動の対策として最重要だとされているのが「地球温暖化」です。

この地球温暖化は「二酸化炭素や温室効果ガス」などが原因となって引き起こされます。

なので上記のものをどんどん減らしていくということが、大切になってくることです。

日本は世界の中でも二酸化炭素をかなり出していて、上から5番目の排出量となっています。

そのため、日本がしっかりと対策を打つことで地球温暖化にかなり良い影響を与えることができるようになります。

地球温暖化が進むと

では、地球温暖化が進むとどんな影響があるのでしょうか。

さまざまな問題が出てきてしまいます。

海面が上がる

1つ目は、海面が上がるということです。

地球温暖化が進むと、北極や南極などの氷が溶けてしまいますよね。

すると水の量が増えることになるので、結果的に海面がどんどん上がっていってしまうのです。

小さな島などは海面が上がることによって、「沈んでしまうのではないか?」と不安視されています。

洪水が増える

地球温暖化が進むと、豪雨が降りやすくなるといわれています。

豪雨は結果として洪水に繋がってしまいます。

理由としては、大気中の水蒸気量が挙げられます。

大気の中には水蒸気が含まれていますが、この水蒸気は温度が上がるほどたくさん含むことができるようになるのです。

そのため地球温暖化が進むと、雨が降りやすくなってしまうのです。

洪水も減らしていく必要がありますね。

生態系が壊れる

地球温暖化の影響として、生態系が壊れてしまうことも挙げられます。

生態系は、食物連鎖などがあってそれぞれの個体の数が増えすぎないようにうまくバランスがとれています。

しかし地球温暖化が進むと、特定の個体が増えすぎてしまったり生き物が環境に馴染めずに絶滅してしまう可能性がでてきます。

熱中症

熱中症も大きな問題ですね。

暑い日だと、救急搬送される人がテレビで報道されたりします。

生活に支障をきたすわけですから、すぐに解決していかなければなりません。

特に、最近はコロナの影響でマスクをつけて行動することが多くなっていますね。

マスクがない時と比べて、暑く感じやすくなるので熱中症のリスクは高まるでしょう。

食糧不足

食糧不足も問題になります。

植物には適した気候があります。合った気候であれば、たくさんの収穫を手にすることができるでしょう。

しかし、温暖化によって気候が変わると十分な作物を取ることができなくなってしまいます。

先進国は食糧不足に悩むことが比較的少ないとは思いますが、発展途上国などではさらに深刻な問題となってしまうでしょう。

伝染病

地球温暖化が進むと、マラリアやデング熱などにかかる人数が増えるとも言われています。

場合によっては、死んでしまうケースも考えられるので事態はかなり深刻だと考えて良いでしょう。

これまで、感染が報告されなかった地域でも上記の症状が出てきていることから今後も広まっていくことは十分に考えられるでしょう。

私たちにできること

では、実際に私たちはどんなことができるのでしょうか。

まずは、「二酸化炭素や温室効果ガス」の量を減らす行動をすることがとても大切です。

以下に具体的な方法を書きました。

バスや電車を使う

できるだけ公共交通機関(バスや電車など)を使うように心がけることが大切です。

1度にたくさんの人を乗せて運ぶことができるバスは、自家用車で移動するよりも二酸化炭素の排出量を減らすことができます。

また電車についても名前の通り「電気」で動くわけですから、二酸化炭素の排出量を大きく減らすことができます。

移動手段を何にするか考えることは、とても大切です。

ごみについて

ごみを減らしていくことも大切なことです。

ゴミを焼却して処理することで二酸化炭素が発生します。ですので、ゴミを減らすことで状況を改善することに繋がります。

また詰め替え商品を選んだり、再利用をすることなどの工夫でゴミを減らすことも可能です。

一人ひとりが意識することが大切ですね。

自動車の選び方

自動車を購入する際の選び方にも、注意しましょう。

最近では「電気自動車」や「ハイブリッドカー」などの地球に優しい車がたくさん登場しています。

地球にやさしい車を買うことで、エコカー減税という形で金額を抑えることも可能です。

メリットがたくさんありますね。

電気自動車も充電できる場所がどんどん増えていますので、利便性は高まっていると考えて良いでしょう。

マイバックやボトル

ゴミを減らすのと似ている部分ではありますが、マイバックやボトルを持ち歩くことも温暖化を防ぐことに繋がります。

スーパーでもらうビニール袋は、作る時に二酸化炭素をたくさん排出しています。

全員がスーパーで袋をもらっていたら、地球温暖化をなくすことはできないでしょう。

最近ではレジ袋も有料化されて、どんどん取り組みは進んでいます。

自身でもマイバックを持ち歩くように心がけましょう。

他にも、マイボトルを持つことでペットボトルや紙コップなどゴミを減らすことができます。

おしゃれなものもたくさん売っているので、ぜひ購入を検討してみると良いでしょう。

まとめ

自分たちが住みやすい地球にしていくためにも、気候変動への対策は欠かせないものだといえます。

ぜひ今回の記事を参考にしつつ、できそうなものから取り組んでみてはいかがでしょうか。

地道に取り組むことができれば、だんだんと状況が変わってくるはずです。

目標14:「海の豊かさを守ろう」について解説

目標14は「海の豊かさを守ろう」についてです。

海というと、誰もがとても大きいイメージをもつのではないでしょうか?

地球上の70%程度が海でできているともいわれています。私たちが住んでいる陸地はとても大きいように感じますが、実際は海の方が大きくできているわけですね。

そんな海ですが、近年では魚が減ってしまったり健康被害が出る危険などがいわれています。

早急に対応する必要があるために、SDGsでも目標が設定されました。

今回は、目標14について詳しく解説をしていきます。

海の状況について

海の状況についてですが、以前はたくさんの生き物がいてとても豊かな状態となっていました。

しかし、現在はまったく異なる状況になってしまっています。

漁などを通して、安心して使うことができる海の割合は全体の6.2%まで落ち込んでしまっています。この割合はとても低いものだと言って良いでしょう。

反対に魚や生き物をとりすぎてしまったり、これ以上漁獲量を増やしてしまうと危険な海の割合は90%以上にも昇るのです。

これからは、私たち地球に住む人たちがしっかりと環境のことを考えて行動しなければいけません。間違いなく地球が滅びてしまうことに繋がります。

目標14のターゲット

では、実際に目標14にはどんなターゲットが設定されているのでしょうか。

以下で詳しく解説をしました。※一部編集・抜粋

  • 海の汚れを防ぐようにして、ゴミなどを減らしていく。
  • これまで失ってきた生態系を、回復させるための活動を多く行う。
  • 酸性になっている海を回復できるようにする。
  • 違法な漁業をなくしたり、漁獲量を制限していくようにする。
  • 法律に基づいて、海域の10%を守るようにする。
  • 補助金の導入等についても検討していく。
  • 2030年までの期間で、経済的便益をもっと上げるようにする。
  • 研究や技術の移転などを、積極的に行うようにする。
  • 小さい企業なども、市場にアクセスすることができるようにする。
  • 国際法なども活用して、今後も利用できる海へと変えていく。

法律などを通して、本格的に海の状況を変えようとしていることがわかるテーマですね。

「2030年まで」と期間についても、他のSDGsと同じように設定されていることがわかります。

漁業に関する人が意識しなければいけない内容ではありますが、私たちもしっかりと考えて取り組んでいく必要があります。

このままだとどうなる?

では、実際に何も意識せずに過ごしてしまうとどうなるのでしょうか。

以下で具体的に解説しました。

魚が食べられない

まずは、魚が食べられなくなることが考えられます。

魚は海に住んでいるわけですから、海の状態が悪くなると魚が食べられないのは当たり前ともいえるでしょう。

魚が食べられない生活というのは、日本人にとって特に大きな影響を与えます。

日本は他の国に比べて魚を食べている量が多いです。日本食についても魚を使ったものはとてもたくさんあります。

健康ブームもあって、魚を食べたい人は多くいます。

今後のためにも、漁獲量を制限する必要はあるでしょう。

絶滅してしまう

2つ目は絶滅してしまうことですね。

海の生き物が絶滅してしまえば、その生き物を見ることはできなくなってしまいます。

とても寂しいことだといえるはずです。

また、生態系はいろんな生き物がバランスよく生息することでうまく保っています。

そのため、特定の生き物が絶滅してしまうと食物連鎖の関係で他の生き物が大量発生してしまうことがあります。

特定の生き物が大量発生すれば、さらに海の環境は悪くなる一方でしょう。

早急に解決する必要があります。

漁業の仕事がなくなる

漁業の仕事についても、考えていく必要があります。

漁獲量が増えて、海の生き物が減ってしまうと魚がいなくなります。当然漁業に携わる人の数は少なくなってしまうでしょう。

またSDGsに合わせて漁獲量を減らす取り組みをしたら、少ない人数で漁業ができるようになります。そのため、いずれにせよ漁業に関わる人の仕事は少なくなってしまうのです。

発展途上国などでも、大きな問題となることが予想できます。

漁業をしていた人が別の仕事もできるように、工夫をしていく必要があります。

海が酸性になる

海が酸性になってしまう問題もあります。

海は二酸化炭素を吸収する性質をもっています。二酸化炭素をたくさん吸うと水は酸性になります。

そして、今問題となっているのが地球温暖化ですよね。大気中の二酸化炭素の量が多くなっているともいわれています。

二酸化炭素が多くなれば、当然海もたくさんの二酸化炭素を吸うことになりますので酸性が強くなるわけです。
酸性が強くなると、植物プランクトンや小さな動物プランクトンが生息や繁殖しにくくなり、上位の他の生物にも影響が出てきます。

プラスチックの影響は特に大きい

海の豊かさを守る上でも、特に大きな障害となるのがプラスチックだといわれています。

以下で、プラスチックにはどんな影響があるのかを解説します。

生態系に影響

1つ目は生態系への影響ですね。

鳥などがエサと間違えてペットボトルのキャップを飲み込んでしまったり、カメが網に引っ掛かり身動きがとれなくなってしまうことが挙げられます。

プラスチックについても、普通にゴミとして捨てていれば問題ないと思うかもしれません。

しかしプラスチックは溶けたりすることがないので、そのまま海に流れ込んでしまうのです。

観光業への影響

環境業への影響も大きいです。

海はとても美しいものです。多くの人の癒しともいえるものでしょう。

美しい海を利用して、観光客を集めている地域もあります。

そんな海がゴミで埋め尽くされていたらどうでしょうか?

かなり嫌な気持ちになりますよね。

結果的に観光客も減ってしまいます。

観光客が減ると、お土産屋さんや宿泊施設など多くのところに影響が出ます。

しっかりと対策をしていく必要がありますね。

周辺の人への影響

海が汚れていると、特にその近くに住んでいる人に悪い影響を与えてしまいます。

海の中にある「マイクロプラスチック」は人へ健康被害を与えることがわかっています。

がんを引き起こすなどの危険な情報もあるので、とても怖いものでもあります。

また、人間が直接吸わなかったとしても海の魚などを食べることで体内に取り込まれてしまいます。

十分に注意していく必要があるでしょう。

私たちができること

では、私たちにはどんな事ができるのでしょうか?

1人ひとりが細かいことを意識することで、かなり状況は変わってくる事でしょう。

以下を参考にしてみてください。

プラスチックを使わない

まずは、プラスチックを使わないようにすることです。

プラスチックを使わなければ、そもそも海を汚すこともありませんよね。

とはいえ、プラスチックを完全に出さないのも無理な話だと思います。

そこで、できる限り日常生活でプラスチックを使わないように意識しましょう。

最近ではスーパーの袋なども有料化されました。ビニール袋はプラスチックで出来ているので、エコバックを使う事で環境への配慮となります。

また、詰め替え用のボトルを使うのも1つです。シャンプーなどのボトルもプラスチックが使われているので詰め替え用にすることで環境への配慮となります。

掃除をする

かなり地道な活動にはなりますが、掃除をするのも1つの方法です。

海の汚れなどは、波に運ばれて砂浜にくることがあります。

場所によっては、砂浜がゴミだらけになっていることもあるでしょう。

仲間などと一緒に清掃をしたり、ボランティア活動などに参加する事で高いモチベーションで行う事ができるはずです。

終わった後は爽快感もあるでしょうから、非常におすすめの活動です。

まとめ

海の状況については、みなさんが想像している以上に深刻な状況だといっていいです。

しっかりと工夫をしなければ、生き物に大きな影響を及ぼすと考えられるでしょう。

世界中の人が協力しながら、取り組めるようにしていきたいですね。

目標15:「 陸の豊かさも守ろう」について解説

今回はSDGs目標15についての解説です。

前回は海の豊かさについて書きましたが、陸の豊かさについても同じように守らなければいけないのが現状となっています。

このまま何もせずに過ごすと、豊かさを大きく損なう可能性があるのでしっかりと対処していく必要があります。

この記事で、具体的な方法などについて解説していきたいと思います。

目標15が必要な理由

では、なぜ目標15が必要になってくるのでしょうか。

主に2つの理由がありますので、書いていきたいと思います。

森がなくなっている

1つは森がなくなっているということですね。

動物や虫などはもちろん、人間が生きていくためにも森は欠かせないものとなっています。しっかりと守っていく必要があるわけです。

残念ながら、ものすごい勢いで森が無くなっているのが事実です。1年間で450万ヘクタールもの森がなくなっているともいわれていますのですぐに対応していくことが必要ですね。

森がなくなってしまうと、人間が家を建てるために必要な木材などもなくなってしまいます。食べるための植物もなくなってしまいます。

もちろん、森がなくなるのは人間だけが原因ではありません。災害や酸性雨などが原因で自然となくなってしまうこともあるでしょう。

ですが都市化など人間が原因となっているものも多くありますので、責任をもって対処していく必要があるのです。

生き物がいなくなっている

森がなくなることによって、生き物がいなくなっている現状もあります。

絶滅した動物がいるのは聞いたことがあると思います。しかし、すでに絶滅しそうな動物がいるのも事実です。その中には、みなさんが動物園で見るようなゾウやパンダなども含まれているのです。

また今地球上にいるだけでも150万種類以上の生物がいますが、実はまだ見つかっていない生物が2500万種類以上いるともいわれています。かなり多くの種類が見つかっていないわけですね。

これらの環境についてもしっかりと守るために、森を保全していく必要があるのです。

目標15のターゲット

では、目標15のターゲットにはどんなものがあるのでしょうか。

以下で詳しくリストアップしてみました。※一部編集・抜粋

  • 陸地の保全や回復を行い、持続可能な状況にしていく。
  • 新しい植林や、再植林などを中心に行う。
  • 劣化してしまった土地を、2030年までに回復していくようにする。
  • 山地の生態系についても、しっかりと保全を行っていく。
  • 絶滅危惧種などをすぐに保全できるようにしていく。
  • 遺伝資源へのアクセスをさらに行なっていくようにする。
  • 違法な密猟や取引などをなくしていくようにする。
  • 外来種の侵入をなくして、必要に応じて駆除なども行なっていく。
  • 生態系や多様性の価値などについても考えていく。
  • 開発途上国への資源支援についても考えていく。
  • 地域コミュニティの能力なども上げていく。

今ある自然を守っていくために、さまざまなターゲットがあることがわかります。

密猟や外来種の侵入などは、法律を強化することで簡単になくせるでしょう。

一人ひとりがしっかりと意識をもって、取り組んでいくことがとても大切になりますね。

国の取り組み

森を中心とした自然はとても大切なものだとされているので、すでに世界や日本で話し合われているものでもあります。

世界的に有名なものとしては、「ワシントン条約」があります。ワシントン条約は、特に絶滅危惧種に焦点を当てたものとなっていて、細かいグループ分けや国同士の取引などをしっかりと規制していることがわかります。

日本でも絶滅危惧種などを守ることは考えられています。2014年には「絶滅のおそれのある野生生物種の保全戦略」が作られています。ワシントン条約と似たような内容になっていることからも、絶滅危惧種をどれだけ大切にする必要があるのかが分かってくるでしょう。

私たちができること

では、実際に私たちにはどんなことができるのでしょうか。

以下で、具体的なものを挙げましたので出来そうなものから取り組んでみてください。

FSCマークがついているか

まずは、商品を買う時にFSCマークがついているかを確認することです。

1994年に「FSC」という団体ができていて、しっかりと管理されている森から製品ができているかどうかを審査しています。

細かい審査基準をもとに製品が作られていますので、FSCマークのものを選ぶことで私たちも簡単に保全活動へ参加することができるようになります。

森林保護団体への寄付

個人で行うのは難しいかもしれませんが、寄付を考えてみるのも1つです。

企業が中心となって行うのが良いかもしれませんね。会社の名前を出してもらうことができればうまく広告などにも繋がるかもしれません。

自然を保護したいと思っても、なかなかその時間をとるのが難しかったりします。企業が寄付を行えば簡単に活動に参加できますし、社会にも大きな影響を与えることができるようになるはずです。

気持ち的にも「良いことをした」というポジティブな感覚になれるのがいいですね。

リサイクル製品(木材)の利用

たとえば木材を使った新しい商品を作ろうと思えば、その分新しい木が必要になりますね。

とはいえ、森を守る観点からすると木をどんどん切るのは良いことだとはいえません。

そこで大切になってくるのが、リサイクルの視点です。

他の人がいらなくなった製品を使えば、その分木を切らなくても良くなりますね。環境にもかなり優しいといえます。

SDGsの中でもリサイクルについては多く出てきていますが、目標15でも同じように欠かせない視点になっていることがわかります。

必要なものだけを買う

自分にとって、必要なものだけを買うのも大切なものです。

普通に過ごしていれば必要なものだけ買うとは思いますが、ついつい多く買ってしまうこともあると思います。

しかし、多く買ってしまうとその分ゴミが増えてしまうことにもなりますので環境に良くないでしょう。あらかじめ何が必要で、何がいらないのかはじっくりと考えていくことが重要です。

エネルギーの消費

エネルギーについては、持続可能なものとそうでないもので2種類あります。

森などの自然を守っていくためには、できるだけ「持続可能エネルギー」を使っていく必要があります。

持続可能エネルギーの代表的なものとしては、「太陽光」「風力」などがあります。これらをどんどん活用していくようにしましょう。

持続可能エネルギーについては初期投資などがかかるかもしれませんが、自然を守るという点ではかなりメリットが大きいことがわかるはずです。

空調などを考える

空気の出入りなどをうまく調整することで、エネルギーを抑えることができます。

たとえば冬場は、暖かい空気がすぐに出ていってしまうとすぐに寒くなってしまいます。そのためたくさんのエネルギーが必要になってきます。

しかし、暖かい空気をできるだけ長く室内に残すことができればその分エネルギー量を抑えることができます。

今はコロナの関係で換気が大切なので、空調を工夫するのは難しいかもしれません。

できる範囲で良いので、取り組んでみることが大切ですね。

植林活動への参加

植林活動に参加してみるのもいいでしょう。

植林活動は時間をとってしまうので、なかなか参加するのが難しく感じるかもしれません。

しかし、自分の手で植物と触れ合うことで自然を守っている実感をもつことができます。

また、自然と触れ合うことはメンタルヘルスにも良いといわれています。

ストレスの多い現代では、おすすめの取り組みかもしれません。

まとめ

ちょっとした工夫をすることで、陸の豊かさをしっかりと守れることがわかるはずです。

自分ができそうなものから、実践してみてはいかがでしょうか。

目標16 : 「平和と公正をすべての人に」について解説

目標16は、「平和と公正」にフォーカスした内容となっています。

平和というと、戦争などが起きている国をイメージする人も多いと思います。日本とは関係ないと感じるかもしれませんね。しかし、世界中の国の戦争をなくしていくためには、しっかりと日本でも話し合ったり具体的に行動しなければいけません。

また、公正という面でも嫌な思いをしている人は身近にも多くいます。

人によっては、「女の子っぽい」とか「太っている」などの言葉を言われたことがあるかもしれません。こうした悪口も差別に当たりますので、あってはならないことです。

無くして、しっかりと公正でなければいけませんね。

今回は、1つひとつの課題にしっかりと焦点を当てながら解説をしていきたいと思います。

目標16のターゲットについて

まずは、目標16のターゲットについてです。

以下で詳しく解説しました。※一部抜粋・編集

  • 暴力や死亡率を減らしていく
  • 虐待や搾取などの拷問をなくす。
  • 司法へ平等にアクセスできるようにしていく。
  • 違法な資金や武器の取引などを行う組織犯罪をなくす。
  • 汚職や贈賄などを減らす。
  • 透明性の高い公共機関をもっと増やす。
  • いろいろな人の立場を代表した人が、ものごとを決められるようにする。
  • 国境を超えて、開発途上国が機関へ参加できるようにする。
  • 全ての人が身分証明を持てるようにする。
  • だれでも気軽に情報を手に入れられるようにする。
  • 国際的な協力をしながら、テロや犯罪などがなくなるように取り組む。
  • 差別のない法律や政策を進めていく。

先進国は、かなり状況が良くなっていることがわかりますが発展途上国ではまだまだ課題が多くあることが分かる内容です。

特に武器や贈賄などが多くあることは平和にも繋がらないので、大きな課題になると考えられるでしょう。

すべての人が平等に過ごすことができるように、早く解決していく必要がありますね。

紛争による問題

世界では、危険な紛争が多く起こっています。早く無くすべき問題ではありますが。なかなか状況が良くならないのも困る点ですね。

紛争の影響を受けているのは、子供だけで2億人以上にもなります。日本の人口が1億3000万人程度であると考えると、どれだけ多くの人が紛争による被害にあっているのかが分かるはずです。

何の罪もないにも関わらず、命を落としてしまったり親を亡くしてしまうケースもあります。子供にとっては、本当にショッキングなことだといえますね。

このような問題をなくすために、多くの国が支援したり法律を整備して状況を良くしなければいけません。

医療の問題

子どもが健康に育っていくためには、幼いうちに予防接種を受けたりするなど適切な医療を受けなければいけません。防げる病気はなるべく早いうちに対策をすることが大切になってくるわけです。

とはいえ、紛争などが起きている地域ではこのような医療を受けることができません。子どもたちは十分な医療を得ることができなくなってしまうのです。結果として、500万人以上の子どもが亡くなっています。

かなり多い人数であることがわかりますね。

命に関わる大切なことなので、「医療」はしっかりと整えなければいけません。

教育の問題

教育についても、大きな問題になっています。SDGsの目標4でも詳しく解説をしていますが、しっかりとした教育を受けなければ子供は良い人生を送ることが難しくなってしまいます。

先進国の子どもが良い教育を受けている一方で、紛争にいる地域の子は教育が受けられないのは不平等ですよね。明らかに公正ではないことがわかるはずです。

教育を受けられないために、幼い頃から働いたり結婚をしなければいけないケースも出てきます。

良くないことだといえますね。

難民キャンプの存在

社会情勢によって、自分の国や家で暮らすことができない人たちもいます。そうした人たちは国を出て、国外の難民キャンプで生活することになります。

自分の国で暮らせないというのは精神的にとても不安定になりますし、住む場所や食べ物などが確保されているとはいえ自宅で過ごせないというのはとても辛いことですね。

そして難民キャンプにいる人の多くが「女性や子ども」だといわれています。不平等であり、明らかに公正ではないといえるでしょう。

難民にいる人の数は、世界中の全人口の1%近くになります。これは決して少ない数字ではないです。自分のこととして、しっかりと向き合わないといけないですね。

2030年までに、しっかりと解決していきたいところです。

出生登録されていない

出生登録されるというのは、「人権」の面でもとても必要なものです。

日本でも生まれた時には出生登録によって、戸籍に登録されます。

しかし、世界を見てみると5歳未満の4人に1人が出生登録されていないというデータが出ています。出生登録されることによって、学校に通ったり社会的なサービスを受けることができるようになります。

その点からも、出生登録は必ずされなければいけないものだと分かるはずです。

主にアフリカなどの発展途上国で多く起きている問題ですが、出生登録の大切さはしっかりと伝えていく必要があるといえます。

日本でも問題はある

上記で、さまざまな問題について取り上げてきました。

しかし紛争が起きている地域や発展途上国が多く、日本ではあまり関係ないと感じるかもしれません。

しかし、日本の中でも問題があるのは事実です。以下で詳しく解説していきたいと思います。

性別

少なくなっているものの、性別による差別があるのも事実です。

女性がなかなか出世しにくかったり、育児休暇を取りにくかったりするのも大きな差別だといえるでしょう。男女関わらず、積極的に働けるようにしていく必要がありますね。

場合によっては、女性役員数などを調査しているケースもあります。

とはいえ、業界などによっては男女比に大きく差があるケースもあります。

早めに対応していくことが必要でしょう。

年齢

年齢による差別もなくしていく必要がありますね。特に年齢が高くなると仕事を見つけるのが難しくなりがちですが、働けるうちであれば企業側がしっかりと保障していくことが大切になります。

企業によっては、再雇用制度などもあり年齢が高い人でも雇われる機会が多くなってきています。

今後はより多くの企業がこうした制度を取り入れながら、平等な社会を作っていくことが大切です。

人種

「人種によって仕事がない」などの状況もなくしていかなければいけません。

外国人であれば言葉や文化などの違いがあるので大変なこともあるといえるでしょう。しかし、しっかりと努力をして能力が備わっている人であれば、積極的に雇用していくことが大切です。

外国人だからといって採用しないなどの問題はよくないですね。

障がい

障がいを持つ人に対しても、手厚くフォローをしていくことが必要です。障害者雇用率はどんどん上がっていて、企業は障害者と健常者が一緒に働くことを求められています。

社員一人ひとりが障害に対する理解を深めることも必要ですが、バリアフリーなどを心がけ施設を良くすることも必要になるかもしれません。

障害者が働きやすくなるように、たくさんの心がけをしていくことが大切です。

まとめ

平和と公正を実現するためには、日頃の生活を振り返ることが欠かせません。

身近にもいろいろな問題があることがわかるでしょう。

1つひとつを自分のことと捉えて、考えていくことが必要です。

今回の記事を参考にしつつ、取り組んでみてくださいね。

目標17: パートナーシップで目標を達成しよう

目標17はパートナーシップについてです。

パートナーシップというと、どんなものなのか想像しにくいという人もいると思います。

もちろん、家族や友人などといった身近な人同士の繋がりもパートナーシップと言えるでしょう。

しかし国という単位でもパートナーシップは重要になってきます。

上記で挙げたパートナーシップはあくまで「国の中の話」ではあります。

しかし、国同士の繋がりを見てもパートナーシップを感じることができるはずです。

例えば、条約を結んだりして国同士で助け合っているケースは結構多くあったりします。そういったパートナーシップを結ぶことで、いざとなった時に支え合うこともできるでしょう。

SDGsの目標17については、そういったパートナーシップに焦点を当てたものとなっています

詳しく見ていきましょう。

大切なのは人の協力

パートナーシップができた理由についてですが、なによりも人と助け合うことが重要になってきたことがわかるからです。

もちろん、国がやっていることについて、その国自身で取り組んでいくことも重要なことでしょう。自分の国のことを自分で行っているケースはとても多くあります。しかし、問題によっては自分たちで行うだけでなく国同士で助け合う必要も出てきます。

たとえば、最近だとロシアとウクライナで戦争が起きていることは多くの人が知っていることだと思います。この問題をウクライナだけで解決することはできるでしょうか?

おそらく、相当難しいことだと多くの人がわかるはずです。

そこで、他の国が助け合ったり援助したりしていますよね。

これも、「パートナーシップ」のうちの1つだといえます。軍事や食糧など多くの面で支援を行うことでウクライナの助けにもなっているわけです。これがパートナーシップがなかったらウクライナは今のような力も持っていないでしょう。

このように、他の人や国が協力をすることで大きな力を手にすることができます。これがパートナーシップのとても良い部分だと言えるのです。

自分たちの力を小さいと感じるのではなくて、自分たちが頑張ることでより大きな目標を達成できるという自信を持つことが重要です。

ターゲット

では、具体的に目標17にはどんなターゲットがあるのでしょうか。

以下に挙げてみました。※一部抜粋・編集

  • 開発途上国などの税金を集める力を強くして、国内の資金調達を強くする。
  • 先進国はODAの決まりを実行できるようにする。
  • 開発途上国のためのお金をさらに集めることができるようにする。
  • 外国からの借金をしている国の負担がもっと減るようにしていく。
  • 開発途上国が投資をさらに進めていけるようにする。
  • 全世界的な技術をさらに発展していけるようにする。
  • 開発途上国に絞った支援を強くしていく。
  • 差別などのない貿易ができるようにしていく。
  • 開発途上国がもっと輸出できるようにしていく。
  • 開発途上国が関税をかけずに市場を支えるようにしていく。
  • それぞれの国が、政策の足並みを揃えられるようにしていく。
  • 政策については、一貫した状態であるようにする。
  • 何かを決めるときには、それぞれの国のリーダーシップが大切にされるようにする。
  • 関係者の力なども借りながら、パートナーシップを強くする。
  • 小さい島国なども含めて、タイムリーなデータを利用できるようにしていく。
  • 統計に関する能力を高める支援を行う。

パートナーシップという面でみると、発展途上国に対するものがとても多くあるように思います。

技術的な格差などについても、先進国と発展途上国で大きな差がありますので、今後さらに改善していく必要が出てきます。

どの国も解決

ここまでパートナーシップについてさまざまなことを書いてきましたが、「発展途上国だけなの?」といった疑問をもつ人も多くいると思います。

もちろん発展途上国に関する問題は多いので、それについて解決していかなければいけない部分は多くあります。

とはいえ、先進国の問題についても多くあるのが特徴です。

以下で詳しく内容を見ていきたいと思います。

途上国

まずは途上国の問題についてですね。これは、多くの人がすでに理解している部分でもあるかと思います。

特に大きいのが、記事内でも触れているような金銭面と技術面ですね。税収などが少ないこともあって十分な設備投資ができていません。それによって生産性も下がってしまい、収益も低くなってしまいます。まさに悪循環の内容ではあると言えるでしょう。

また、技術の細かい内容を見てみても、先進国とは大きな差があります。

この辺りをしっかりと平等にしていくことが必要になってきます。もちろん、パートナーシップは欠かせません。

先進国

先進国の問題については、「環境」などが多く挙げられますね。車がたくさん走っていたりIT技術なども発展しているので生活していく上ではそれほど大きな問題がないと思われがちなのが先進国の特徴です。

しかし、二酸化炭素をたくさん排出していたり環境を汚したりしていることが大きな問題となっています。たくさんの技術があるメリットは大きいですが、それに比例して地球への負担もたくさんかけていることになるのです。

このあたりは、パートナーシップという面で誰もが過ごしやすくなるように配慮していくことが大切になってくるでしょう。

パートナーシップの例

では、実際にパートナーシップにはどんなものがあるのでしょうか?

SDGsに関するパートナーシップは、実は多くのところで行われたりしています。

詳しく見ていきましょう。

どんぐり銀行

目標15で、「陸の豊かさを守ろう」という目標がありました。

それに合わせたパートナーシップが「どんぐり銀行」になります。

自分たちの拾ったどんぐりを通貨としていて、ある程度貯まると他の苗木と交換できるものになります。

ボランティアの人たちが積極的に行っている活動になります。

お寺おやつクラブ

こちらは、目標1に「貧困をなくそう」をテーマにしてパートナーシップ作りを行っている活動になります。

具体的には、お寺のお供えを貧困世帯の子供達に分けるような活動になっています。お寺の人と世帯とのパートナーシップはもちろんのこと、子供たち同士のパートナーシップができる可能性を秘めているのも良い部分だと言えるでしょう。

ミャンマー医療教育

軍事的な問題もあって、ミャンマーの医療教育は十分にできていないという現状があります。

目標4の「質の高い教育をみんなに」というテーマのもとで岡山大学が留学生を受け入れて研修を行っているものになります。

私たちにできること

では、実際に私たちにはどんなことができるのでしょうか?

ちょっとした心がけをすることで、かなり変わることが多くあったりします。

以下で詳しく解説を加えていきます。

募金活動

1つ目は募金活動です。発展途上国などの問題をわかっている人は多いかと思いますが、実際に自分で支援をすることは難しいですし、そういった時間もなかなか取れなかったりします。

そこで重要になってくるのが「募金活動」です。募金をすることで自分の代わりに他の人が活動をしてくれることになります。専門性のある人や技術のある人が行ってくれる分、かなり信頼できると言えるでしょう。

募金活動については、駅や街頭などで多く行われているものでもあるので、誰もが気軽に参加しやすいものだといえます。

まとめ

パートナーシップを大切にすることで、一人一人がより幸せに暮らすことができるようになります。

ぜひ今回の記事を参考にしつつ、理解を深めていただけますと幸いです。

SDGsの17の目標(もくひょう)を、いっきに知ろう!
小学生でもわかるSDGs

この記事を書いた人

まつむし

小学校教諭6年・塾講師3年を経験後、WEBライターに転身。
教育現場にいたからこそ伝えられる温かい記事作りに努めます。