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毎日、学校で給食を食べているお子さんは多くいると思います。

美味しいメニューがしっかりと出てくるということで、親としてもありがたいのではないでしょうか。

とはいえ、

  • 給食にはどんな良さがあるのだろうか
  • 具体的なメリットについて知りたい

という方も多くいるはずです。

そこでこの記事では、元教員の立場から給食のメリットについて詳しく解説をしていきたいと思います。

3分程度でさくっと読めますので、見てみてください。

給食の動き

給食の歴史についてはとても長く、戦後から始まっていることが分かっています。

長く愛されていることからも、とても良いものであると感じるかもしれません。

とはいえ、給食についてはさまざまな課題もありました。

有名なのが平成8年に起きた、0-157による食中毒ではないでしょうか。

多くの児童が犠牲になったことからも大きな問題とされました。

こうした反省も踏まえて、最近の学校では加熱処理などがしっかりと行われ安全な給食が提供されています。

また、児童同士での感染を防ぐために白衣やマスクも着用されています。

以前に比べて、かなり改善がされているといって良いでしょう。

また、もう1つの課題として「給食費の未納」があります。

最近は、給食費をなかなか払ってもらえないという厳しい状況もあります。

このような背景には、貧困も関係しています。

給食費が払えないのは、ある意味仕方のないことかもしれません。

しかし実際に払うことができるのにも関わらず、親のモラルの問題で未納となっているケースもあります。

上記の問題を踏まえて、自治体の中には「給食費の無償化」を実現しているところもあります。

すべてのお子さんが気兼ねなく、給食を楽しむことができるのはとても良い点だといえるでしょう。

筆者も教員時代に給食費の担当をしたことがありますが、給食費を払わない親はほんの一部です。多くの保護者の方は毎月しっかりと給食費を支払ってくださいます。

とはいえ、一部の保護者のせいで無償化をしなければいけないというのは少し残念な話かもしれませんね。

給食のメリット

では、給食にはどんなメリットがあるのでしょうか?

お子さんが成長する上で、大切なポイントがたくさんあります。

以下で詳しく解説していきたいと思います。

バランスが良い

1つ目は「栄養バランスが良い」ということです。

学校の給食は、栄養士の監修の元でメニューが決められています。

栄養バランスについては、多くの家庭で意識していることでしょう。

とはいえ、1から考えるとなるとかなり大変だったりしますよね。

これらを学校側にすべて任せることができるのは、かなりありがたいことだといえます。

月初めなどに献立表を配っている学校もあるので、親としても安心できます。

地産地消を学べる

学校によっては「地産地消」という形で、地域ならではのメニューが出ることがあります。

自分の住んでいる場所で採れた食材ということで、お子さんも給食に対して興味をもつことができます。

自分の地域のことがわかるので、学習にもつながります。

社会科などでも自分の地域の特産品については習いますが、実際に食べることで味覚を刺激するのでよりよい勉強となるのです。

他の人と食べる楽しさ

他の人と食事ができるのも、給食のメリットです。

最近ではコロナの影響があって、給食でも「黙食」の動きが広がっています。

友達と食べる楽しさは実感しにくいかもしれません。

しかし、グループごとに分かれて食べながら話をしたりゲームをするのも楽しい時間だと思います。

給食によっては、キャラクターや動物の形の食材を使ってお子さんの会話を促すようなメニューもあります。

コロナが終息して、また友達と話しながら食べられる日が楽しみですね。

食事マナーがわかる

給食を通して、食事のマナーを知ることもできます。

食事のマナーについては、家庭でも教えているケースは多くあると思います。

給食の場合、「主食」「汁物」「おかず」というように3つ程度に分かれていることが多いので食事マナーを学習しやすいのです。

「主食はどこに置くのか」「箸はどの向きで置くのか」などがシンプルで分かりやすくなっています。

また教員もお茶碗の持ち方や箸の持ち方の指導をしていますので、メリットは大きいといえるでしょう。

協力する大切さがわかる

給食を準備するのは、1人で行うことができません。

給食当番という形で、何人かで協力しながら作業を進めていかなければならないのです。

学校生活の中では、友達と協力しながら1つの目標を達成する機会はそれほど多くなかったりします。

とはいえ、組織の中でチームプレーで動く経験は大きく役立ってくることでしょう。

給食の中には重いものや軽いものがあります。力持ちな子が重いものをもったりするなど工夫が必要になってきます。

他人への感謝の気持ちが学べる

給食ではなくお弁当だった場合は、親が作ってくれたものをそのまま食べることになります。

もちろんそのような経験も大切ですが、自分で食事を準備する経験も大切です。

給食では、実際に作ってくれている人やメニューを考えてくれる人の存在を知ることができます。

また自分たちで給食を準備することで、食事を用意する大変さを知ることができます。

給食を通して「他人への感謝」を知ることができるのは大きなメリットでしょう。

親の負担が減る

給食があると、親の負担が減るのもポイントです。

例えば給食がなくてお弁当だった場合は、親は朝早くに起きてお弁当を作らなければなりません。仕事前などに早起きしてお弁当を作るのはかなり大きな負担になりますよね。

その点、給食であれば親は食事を作る必要がなくなるので楽することができます。

上記で挙げたように、給食は栄養バランスも良いので親も安心です。

嫌いなものを克服しやすい

家で料理をする場合は、ついつい子供が好きなメニューを作ってしまったりすることが多いかもしれません。

嫌いなものを出すと、子供が食べなかったりしますね。

しかし、給食だとあらかじめメニューが決まっているので、子どもは残しにくくなります。

友達がおいしそうに食べているのを見て、「自分も食べてみようかな・・・」とチャレンジするケースもあります。

筆者も給食がきっかけで、嫌いなものを克服したお子さんを見てきています。

嫌いなものを克服できれば、より栄養バランスのとれた食事を取りやすくなります。

できたてを食べられる

給食には大きく2種類あります。「自分の学校に給食室があるケース」と「給食センターから運んでくるケース」です。

給食センターから運んでくる場合は、時間が経って冷めてしまうこともあるかもしれません。

しかし、自分の学校に給食室がある場合は温かい出来立てを食べることができます。

寒い日などであれば、温かいメニューを食べることで寒さをしのぐことができます。

温かいだけで、おいしさも倍増しますよね。

できたてを食べられるのは、大きなメリットだといえるでしょう。

食事の準備の仕方がわかる

食事の準備の仕方についても、給食を通して詳しく知ることができます。

たとえば、スープなどを準備する場合は具の量が人によってバラバラになってしまうことがあります。

「全て均等に配るためにはどうしたら良いか」などを自分でしっかりと考えるようになります。

また、うまく配置しなければ「おぼん」の中に入りきらなくなってしまうこともあります。

食事を準備をする上での工夫を、たくさん知ることができるのです。

まとめ

給食に、たくさんのメリットがあることがお分かりいただけたでしょうか?

ただ食事をするだけのように感じてしまいますが、実際はお子さんを成長させる上で大切なことがとても多くあります。

「給食試食会」などが開かれている学校もありますので、興味のある保護者の方は参加してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

まつむし

小学校教諭6年・塾講師3年を経験後、WEBライターに転身。
教育現場にいたからこそ伝えられる温かい記事作りに努めます。