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観察学習をどのように行えば良いか迷っているお子さんは多くいると思います。生活科や理科などさまざまな場面で行うものなので、しっかりと習得しておきたい部分ではありますよね。

  • 観察学習の方法が知りたい
  • 上手く行うやり方はないだろうか?

今回はそんな悩みを持つ方に向けて、詳しく解説をしていきたいと思います。3分程度で簡単に読むことができますので、ぜひ見てみてください。

観察学習の大切さ

観察学習というと、それほど重要ではないと考える方もいるかもしれません。実際に、観察を行う教科はあまり多くないので観察の大切さに気づけないケースもあります。

しかし子供たちの学力という面で見ると、観察学習がどれほど大切かということに気づくことができます。

まず、学力調査の中で「知識・技能を活用する能力」が低いことが明らかになっています。

記号で答えるような問題はよくできているのですが、学習内容を自分なりに理解して文章で表現することが苦手なお子さんは多いのです。

そこで、大切になってくるのが「観察学習」です。観察学習は、自分から対象のものに働きかけて積極的に学習を行なっていきます。

また、観察したものを自分の文で表現することになるので「知識・技能を活用する能力」をしっかりと身につけることができるのです。

じっくりと取り組んでいくことで、お子さんに必要な力を確実に身につけることができます。

観察時のポイント

では、実際に観察する時にはどんな点に注意すれば良いのでしょうか?

具体的には以下の点に注意すると、良い観察を行うことができます。

実際に、私も学校の指導の中で成果が出たものです。

参考にしてみてください。

大きさ

最初に書くべきなのは「大きさ」です。観察が苦手なお子さんだと「大きかった」「小さかった」というように、ざっくりとした内容で書いてしまうことが多いです。

しかし、「大きい」とだけ書くのではなく、どれくらい大きかったのかを具体的に表すように心がけましょう。おすすめは、ものに例える方法です。

例えば「500mlのペットボトル1本分」「ミカン1つ分」というように、ものに例えると誰でも大きさがイメージしやすくなります。

また、物差しを使って実際に長さを測るのもおすすめです。観察学習では物差しを一緒に持っていくケースも多いのでぜひ大きさを測ってみましょう。

何cmというように数で表すと、より具体的になりますので良い観察ができます。

色についてもしっかりと書くようにしましょう。植物の観察などでは特徴的な色をしたものも多くあります。色を書くことでより良い文になってきます。

大きさの時と同じように、色も具体的に書くことが大切です。たとえば「黄色だった」と書くのも良いですが、「薄い黄色だった」「濃い黄色だった」というように詳しく書くのも大切です。

また、観察時にはイラストを描かなければいけないこともあると思います。その際には、お子さんが色鉛筆を持って観察をしていることでしょう。

イラストで、正確に色を塗れば簡単に特徴を伝えることができます。注意点として、必ず観察しているものと同じ色で塗るようにしましょう。

お子さんの中には、自分のオリジナリティーを出すために観察しているものと違う色で塗ってしまうことがあります。しかし、図工とは違って理科の観察では正確に色塗りをしていく必要があるのです。

注意をして取り組むようにしましょう。

形についても、描いていきましょう。

形は全体で表すのではなくて、部分ごとに観察をしていくのがおすすめです。

例えばアサガオの観察の場合は、全体を見れば「三角形になっている」と表すことができます。

しかし部分的に見ると、上部は傘のような形になっていることがわかります。下の方は少し膨らんでいることにも気づくはずです。

このように全体で見るとざっくりしていますが、1つ一つを細かく見るといろいろな形をしているケースは多くあります。

細かく正確に観察していくようにしましょう。場合によっては、虫眼鏡を用いて観察をすることもあります。

虫メガネは1つひとつを細かく見ることができるので、必需品だと言ってよいでしょう。

使い方にも気をつけながら(太陽を見ないなど)観察をしていきましょう。

いろいろな角度

1つの角度からじっくりと観察するのは重要なことです。しかし、観察の方法としていろいろな角度から見てみるのも良いでしょう。

お子さんの中にも、複数の角度から観察した方が良いと考えている子は多くいます。観察の時に、なかなか文章が書けずに困っていませんか?

そういったお子さんは、ぜひいろいろな角度からみるようにしてみましょう。新しい発見があるのでさらに文章を書けるようになるはずです。

イラストを描く時にも、分割していろいろな角度からみた絵を描くようにするとよりよい観察ができるようになってきます。

感触

できれば、実際に観察しているものを触ってみるのも良い方法です。外から見ただけではわからなくても、実際に触ってみると新たな発見があることは多くあります。例えばタンポポの綿毛を触るとふわふわしているでしょう。どんぐりを触るとツルツルしていると感じると思います。

触ると危険な生き物だったり、高い木などを観察している時はなかなか触ることができないかもしれません。

しかし、できる限り触るようにすることで五感を刺激することになるのでお子さんの成長にも繋がっていきます。

観察の時には、数を入れるのも1つのポイントです。

数があると、より分かりやすい記録ができたりインパクトを与えることができます。

例えば、「花びらがありました」と書くよりも「花びらが4枚ありました」と数を入れて書く方がより具体的で分かりやすくなります。

分かりやすく書くのは、観察においてとても重要なことです。

また、数を入れることでインパクトも与えることができるようになります。

たとえばタンポポの花びらは数多くあることがわかるかと思います。個体によって数が違いますが、平均で150枚程度あるといわれています。

1枚ずつ数えるのは時間がかかって大変かもしれません。しかし、数を聞くと多くの人が驚くのではないでしょうか。時間があるようならば、数を加えてみるのも良いかもしれません。

におい

嗅覚という面では、匂いについて書くのも良い方法です。

特に花などは甘い香りがするものも多いので、匂いを書くことで観察文を増やすことができます。

匂いに注目する習慣は大切ですが、理科の実験の時には匂いを嗅いではいけない薬品もあります。観察と実験でしっかりと分けるように注意しましょう。

ノートの工夫

観察については、「観察カード」に書く場合と「ノート」に書く場合の2つのパターンがあると思います。観察カードについてはオリジナリティを出しにくいですが、ノートは自分で分かりやすくまとめることができます。

ノートを書く際に重要なのは「変化をわかりやすくすること」です。月の観察などは毎日見ることで少しずつ変化がわかるようになります。

ノートを1ページめくるごとに月の変化が分かるようにすると、かなり見やすくなるはずです。

自分なりの工夫を加えていきましょう。

まとめ

今回は「観察の方法」について記事を書きました。

なんとなく観察をしていると見落としてしまうことも多いですが、上記の点を意識すればかなり良い観察ができるようになるはずです。

自分のペースで1つひとつ意識して取り組んでみてくださいね。

この記事を書いた人

まつむし

小学校教諭6年・塾講師3年を経験後、WEBライターに転身。
教育現場にいたからこそ伝えられる温かい記事作りに努めます。