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「発表やスピーチを上手に行いたい」と考えているお子さんは多いと思います。人前で話すのは緊張しますので、良いスピーチをしたいと感じるものです。

  • 発表やスピーチのコツが知りたい
  • 上手に話す方法はない?

今回はそんな疑問に答えていきたいと思います。3分程度で簡単に読むことができますので、見てみてください。

発表やスピーチの大切さについて

発表やスピーチは、かなり重要なものだといえます。中学・高校などでは受験面接などで話す機会がありますし、社会人になってからもプレゼンテーションなどを行います。大きくなってからも必要不可欠なスキルだと言えるのです。幼いうちから身につけておくことがとても重要ですね。

また、学習指導要領の中にも「対話的で深い学び」を行うように書かれています。昔のように教師が話して、それを聞くだけの授業であれば発表するスキルはそれほど必要ではなかったかもしれません。

しかし、1つの課題について友達同士で話し合う授業スタイルに変化しつつあるのです。みんなの前で話すようなスピーチの機会は多くないかもしれませんが、話す力はしっかりと身につけておく必要があるのです。

効果的なスピーチの流れ

良いスピーチを行うためには、しっかりとした順序でスピーチを準備していくことが大切です。

以下で、おすすめの流れを書きました。参考にしてみてください。

テーマ決め

最初にテーマを決める必要があります。教師などからあらかじめテーマを指定されている場合は、それに従う必要があるでしょう。しかし、フリーテーマの場合は自分にあったものを選ぶことが大切です。具体的には、以下の2点を意識してみましょう。

  • 話しやすいテーマか
  • 自分の好きなテーマか

特にスピーチが苦手な人にとっては「話しやすいテーマ」で話すことはとても重要です。仮に「最近の経済について」というテーマだったら、話すのが難しいですよね。しかし、「昨日あった出来事」だったら比較的簡単に話すことができるのではないでしょうか。スピーチに苦手意識のある人は話しやすいテーマを選んで、慣れることから始めていきましょう。

また、「自分の好きなテーマ」を選ぶのも重要です。好きな内容であれば、自然と言葉が出てきやすくなるので一気にスピーチが成功しやすくなります。

構成決め

次に、「構成」を決めていきましょう。話の内容がバラバラだと、聞き手が理解するのが難しくなってしまいます。構成をしっかりと練ることで、より分かりやすいスピーチにできるのです。構成にはいろいろなパターンがありますが、一般的なのは結論を最初に言ってしまうパターンです。

聞き手は最初に結論がわかっているので、スムーズに聞くことができます。

例) 「私は昨日遊園地に行きました。遊園地では、ジェットコースターやコーヒーカップに乗りました。楽しかったです。」

最初に遊園地に行ったことを伝えているので、多少スピーチが長くなっても聞き手は飽きずに聞いてくれます。また、あえて結論を最後に持ってくる方法もあります。最初に結論をいわないことで、聞き手にドキドキ感を味わせることができます。芸人さんなどは、オチとして最後に結論を言うことがあったりしますね。

例)「私は怖い思いをしました。急に辺りが暗くなって周囲には誰もいません。目が三つある生き物や足が一本の生き物などに出会いました。そう、私はお化け屋敷に行ったのです。」

内容によって、構成を意識してみると良いスピーチができるはずです。

スピーチ

原稿ができたら、実際にスピーチを行っていきましょう。大切なことは「原稿を意識しすぎない」ことです。もちろん、原稿にそって読むことは大切でしょう。しかし、あまりに原稿を意識してしまうと内容を忘れてしまった時などに焦ってしまいます。スピーチをしやすくするために作った原稿なのに、負担になってしまうのはイヤですね。原稿はあくまで参考程度で、自分が話したい内容で伝えていきましょう。聞き手の反応を見る中で、原稿以外のことも話したくなるかもしれません。それでもOKです。新しい内容が出てきたら、自分の言葉で伝えてみましょう。

質問

スピーチが終わったら質問の時間をとるのも大切です。場合によっては、質問の時間を取れないこともあるかと思います。しかし、スピーチの時間を短くしてでも質問の時間は取った方が良いです。質問を聞くことで、自分のスピーチに足りなかったことを再確認することができるからです。たとえば「いつ行ったのですか?」という質問が出た場合、自分のスピーチ内で説明不足だったことに気づけますよね。またスピーチごとに質問の時間を取ると、似たようなものが多くあることに気づきます。聞き手がどんなことを意識しているのかを知ることができるのです。

フィードバック

スピーチが終わったらフィードバックを行っていきましょう。教師が行うこともあるでしょうし、自宅で練習した際は保護者の方が行うかと思います。フィードバックの際に大切なのは「褒める」ことです。

特に、スピーチが苦手なお子さんだと自信がないケースが多かったりします。

自信がないために聞き手を見ることができなかったり、声が小さくなってしまうことがあります。スピーチのスキルを身につける上ではとても悪循環です。早く自信をつけるためには、周囲がどんどん褒めていく必要があります。

また、褒めるだけでなく改善点を伝えることも大切です。改善点については、より具体的に伝えるように意識しましょう。ただ「イマイチだった」などと伝えてしまうと、お子さんは自信をなくしてしまいます。ですので、「内容が少し伝わりにくかったから、ジェスチャーをつけると良いと思う」などと具体的な改善案も伝えるようにしましょう。お子さんの意欲も上がりやすくなります。

発表時のコツ

では、発表時にはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。以下の点に注意しましょう。

姿勢

1つ目は姿勢です。猫背にならないように、まっすぐ立つことを意識しましょう。正しい姿勢で立つことで、大きな声が出やすくなります。よりよい発表ができるようになるでしょう。また、姿勢は相手に与える印象も変わってきます。社会人などがプレゼンテーションを行う際、姿勢が良いと説得力をもたせることができます。早いうちに、良い姿勢で発表する習慣を身につけておきましょう。

聞き手を意識

2つ目は聞き手を意識することです。スピーチの際に緊張すると、つい聞き手を無視して話してしまいがちです。しかし、良いスピーチをするためには聞き手を観察することは欠かせません。表情を見ながら、「自分のスピーチが伝わっているか」を確認することは大切です。また、話の途中で「ここまで大丈夫ですか?」などと問いかけるのも良いでしょう。聞き手と一緒にスピーチを作り上げるような意識で取り組んでいきましょう。

まとめ

スピーチや発表は、学校生活の中で欠かせないものとなっています。朝の会などでも「1分間スピーチ」が設定されているクラスもあるでしょう。上記でも挙げたように、授業でも発表の機会が多くなってきています。私も教員として見た中で、発表が苦手でも場数をこなして上手になったお子さんはたくさんいます。ぜひ、焦らずにお子さんのペースで練習に取り組んでいただければと思います。お子さんを褒めつつやる気をもってもらえれば、大きく成長することができるはずです。

この記事を書いた人

まつむし

小学校教諭6年・塾講師3年を経験後、WEBライターに転身。
教育現場にいたからこそ伝えられる温かい記事作りに努めます。